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青森県三沢市でトラックと乗用車が衝突し、3人が病院に運ばれた事故。この事故で、意識不明の重体となっていた0歳の赤ちゃんが9日、搬送先の病院で亡くなりました。

■「もう一人いる」現場に響いた声 重体の乳児死亡

事故直後、現場に響いた声。

救出活動にあたった男性
「『もう一人いる』って、『そこにいるはずだ』って。えっと思って中見たら、赤ちゃんが」

男性が駆け寄った先にあったのは、路肩に乗り上げたワンボックスカー。フロント部分は激しく押しつぶされ、衝撃の大きさを物語っていました。

青森県三沢市の交差点で8日、ワンボックスカーと大型トラックが出合い頭に衝突しました。この事故で、ワンボックスカーを運転していた西田百加さんと2歳の息子が、軽いケガをして病院に運ばれました。

また、0歳の息子・喜壱ちゃんが意識不明の重体で手当てを受けていましたが、およそ19時間後の9日午前6時前に死亡が確認されました。

警察によりますと、子どもたちは2人ともチャイルドシートに乗っていたということです。

「もう一人いる」の声を頼りに、車に駆け寄った男性は。

救出活動にあたった男性
「チャイルドシートが2つ、後ろと前の左側にあった。前のチャイルドシートの間に頭から突っ込んだ形で挟まっていた」

その後、車外に出し救急車に乗せたといいます。

救出活動にあたった男性
「泣かなかったけど、あげるときに足がバタバタしていた。だからまだ大丈夫だと思って、背中をつかんで引き上げた」

■現場は“事故が多い”交差点 過去5年間で16件

現場は、信号機のない片側1車線の十字路交差点。青森県警が「交通事故多発交差点」の一つとして発表した“事故が多い”交差点です。

去年1年間だけでも、5件の人身事故が発生。過去5年間では16件に上っています。

救出活動にあたった男性
「役所の人も1か月くらい前に赤いラインを塗って、それでもこの前また事故があって、『やってもムダだったよね』と」

道路を管理する三沢市によると、実はこの交差点では今年5月、注意を促すため、路面を赤く塗る対策が行われていました。

ワンボックスカー側の道路には一時停止の標識があったということで、警察は大型トラックの運転手から話を聞くなどして、詳しい事故の原因を調べています。