XREALは、若年層向けのサブブランド「xbx」(エックスビーエックス)の国内展開を発表した。第一弾製品としてARグラス「xbx a01+」を発売した。価格は4万3980円。

4万円台のARグラス、新たな顧客取り込む

 xbxは「先端テクノロジーをもっと身近に、もっと気軽に楽しめるものにするために生まれた」という新たなブランド。難しい設定や大がかりな機材を廃して、日常のさまざまなシーンで、自分だけの大画面を体験できることを目指しているという。

xbx a01+を手にするXREAL 製品戦略・エコシステム統括の高天夫氏

 6月、「ROG XREAL R1」の発表会で日本展開が予告されていた。同社では今秋にも市場投入を予定するフラッグシップモデルの「XREAL AURA」から、今回発表されたエントリーモデルとしての立場を担うxbx a01+まで幅広いラインアップを揃え、ARグラスの需要開拓を図る。

 xbxの名称は「x by XREAL」に由来する。先端技術をリードするXREALをベースに、ガジェットマニアのみならず、幅広いユーザーに手に取ってもらうことを狙う。特に若年層へのアピールを打ち出しており、4万円台前半と価格も抑えた。

発表会に登壇したXREALアンバサダーのえのき氏。

発表会に登壇したモデルの菊地ヘイセル(左)と碧(右)

 秋にはXREAL AURAを体験できるイベントを、グーグルや通信キャリアとともに開催する予定で、詳細は今後明らかにされる。

62gで147インチ相当を楽しめる

 xbx a01+は、業界最軽量クラスとする重さ62gのボディが特徴のARグラス。着脱式フロントフレームを採用しており、ブルーのレンズと蛍光イエローのケーブルをあしらったデザインで近未来感を演出している。

フロントフレームを取り外したところ

 「SeeYa デュアルレイヤー Micro OLED」ディスプレイを搭載。解像度は1920×1080(2D)および3840×1080(3D)。リフレッシュレートは最大120Hzに対応しており、最大輝度は1600ニトで、14段階の調整ができる。視野角は50度となる。4m先で147インチ相当の大画面を楽しめる。独TUV Rheinlandの「Eye Comfort」(5つ星)「Low Blue Light」「Flicker-free」を取得している。

 HDR 10に対応しており、約10.7億色の階調表現が可能で、sRGB 145%の広色域、色精度 ΔE<2 に対応する。また、AIによるSDR-HDR変換ができる。オーディオ面では、スピーカーを2基搭載しており、4種のサウンドモードやサラウンドに対応する。

 AIによる姿勢予測と120Hz対応のディスプレイにより高精度なブレ補正機能が備わっており、移動中の鉄道・飛行機内、食べ物の咀嚼による振動を抑えて快適に視聴できる。ノーズパッドは面積を広く取り、ずり落ちるなどの問題を軽減している。ツルも柔らかく、寝転んでも使いやすい。

 接続端子はUSB Type-Cで、DisplayPort Alt Modeに対応している必要がある。着脱式フロントフレームは、公式の3Dデータ(.obj)が提供される。これにより、3Dプリンターで好きなデザインのフレームを自作でき、ファッション性を高められる。