「大谷翔平に比べて人気も下がる」日本でサッカーを国技に――鎌田大地が発した“提言”を韓国メディアが分析「日本国内では野球に押されている」【W杯】

日本が世界で勝ち続けるためにどうなるべきか。鎌田から飛んだ指摘は興味深いものとなった(C)Getty Images
日本はどうすれば、「世界一」の目標を達成できるのか――。去る6月29日、北中米ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦でブラジル代表に1-2と敗れた直後から、日本国内では議論が渦巻いた。
【動画】ドラマチックな逆転劇 日本を破ったブラジル代表マルティネッリのゴールをチェック
まさに力負けだった。佐野海舟の先制ゴールで理想的なスタートを切った森保ジャパンだったが、後半に急失速。攻勢を強めるブラジルのロジスティックな戦術にもハマり、1-1とされた後半アディショナルタイム5分にガブリエル・マルティネッリに逆転弾を献上。無念の敗退となった。
誰もがどうすれば決勝トーナメントで勝てるのかを思案した。当事者である選手たちからも「個の力が足りない」や「戦い方もふまえて、まだ日本は強豪国と対等に渡り合えるレベルじゃない」といった声が上がった。そうした中で興味深い視点で強化に目を向けたのは、鎌田大地だった。
サッカーの母国であるイングランドでプレーする29歳は、日本国内におけるサッカーの“位置づけ”にフォーカス。スポーツだけで見てもあらゆる娯楽が溢れる中で、「サッカーが日本の国技になるような、そうならないと本当に優勝は取れないと思う」と論じたのだ。
確かに日本におけるサッカーは、ヨーロッパや南米の列強国に比べると、「国技」と言えるかは微妙だ。無論、以前よりも関心は高まり、普及はしているものの、絶対的人気を確立できていない感は否めない。
そうした現状が少しでも変われば、草の根レベルからサッカー界の強化に繋がるのではないか。鎌田の言い分はおそらくそうだ。
ただ、あらゆるスポーツで発展を遂げている日本だけに、鎌田の発言は小さくない驚きを招いた。韓国メディア『X Sports』は「日本サッカーは過去数年間で、着実に競技力を向上させ、アジア最高のチームになった」と強調。その上で、次のように論じている。
「しかし、いざ、日本国内での人気は野球に押されている傾向なのが事実だ。日本サッカー界にも数多のスター選手がいるが、彼らの国内での認知度や名声は大谷翔平をはじめとする野球界のスターたちと比べると大きく下がる。
Jリーグも毎年人気を集めているとはいえ、依然として日本最高のプロスポーツリーグはNPBだ。カマダは、単に選手たちの技術面だけが良くなるのではなく、全国民の関心と支持を得なければ、さらなる発展はできないのではないかと声をあげたわけである」
日々世界最高峰の舞台で戦っている鎌田の言葉は、日本サッカー界でどう響くのか。関係者たちがどう捉えるかで、未来は変わっていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]

