『VIVANT』『GTO』だけじゃない! 「2026夏ドラマ」どれ見る? 注目の3作品チェック
■『夫婦と16歳〜狂気の隣人〜』
1作目に紹介するのは、女優のかたせ梨乃とJO1の豆原一成がダブル主演を務め、つい先日スタートを切ったばかりの『夫婦と16歳〜狂気の隣人〜』(テレビ東京系/毎週木曜24時30分)だ。
本作は、『少年ジャンプ+』でインディーズ連載中の漫画家・ぱんぷきんによる同名作の実写化。既婚者への一目惚れから始まる愛と執着の衝撃が「ジャンプルーキー!」の「連載争奪ランキング」で読者に選ばれた注目作。“自認16歳美少女”の61歳おばさんが愛ゆえに暴走する狂気に満ちあふれたロマンティックホラーだ。自認16歳の美少女で隣人の年下イケメンに恋する61歳のおばさん・白石美子役に、かたせ。狂気的な隣人に一目惚れされる心優しいイケメン会社員・野村紘役を、地上波ドラマの主演が初となる豆原が演じる。
まず何より、2021年公開の映画『半径1メートルの君〜上を向いて歩こう〜』以降、徐々に俳優としても活動の幅を広げているJO1の豆原一成、満を持しての初主演ドラマというポイント。ストーリー上、受けの演技が多くなりそうだが、かたせ演じる狂人とどういった絡み合いを見せていくのか注目だ。
そしてその狂気の隣人、自認16歳の61歳を演じるかたせは、かつては映画『肉体の門』などで見せたグラマラスな魅力でファンを釘づけにしていたが、本作では別の意味で視聴者を釘づけにしそう。先日実施された記者会見には、ウエディングドレス姿でノリノリで登場し、「女優を50年やらせてもらっていますが、こんなダイナマイトな役は初めてだった」と語った。少し世代は違うが、高岡早紀が自称28歳の狂気のストーカーを演じたドラマ『リカ』(東海テレビ)シリーズのように、かたせの新境地が開花するかもしれない。
なお、本作はクランクイン!が集計した2026年「楽しみな夏ドラマ」ランキングで第3位にランクインしている。
■『ブラックトリック〜裁きを操る弁護人〜』
次に紹介したいのは、7月20日スタートのGACKTが主演する『ブラックトリック〜裁きを操る弁護人〜』(フジテレビ系/毎週月曜21時)だ。
本作は、“でっち上げの天才”である敏腕弁護士が、依頼人を救うため“うそ”を武器に、手段を選ばず真実を暴いていく完全オリジナルストーリーの痛快リーガルエンターテインメント。初主演のGACKTが演じるのは、天才敏腕弁護士でありながら一級建築士としても働く異色の経歴の持ち主・浦真鷲直人。「うそを武器に真実を暴く」戦術で連戦連勝し、証拠捏造、証言誘導、検事への罠など、己の信じる正義のためならうそも辞さない。
アーティスト活動のほか、近年では俳優としての活躍も目覚ましいGACKT。2019年の映画『翔んで埼玉』では日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞した。元々のキャラクターもあり、これまではエキセントリックで濃い役柄が多いイメージのGACKTだが、そんな彼が1クール、しかも月9の座長を務めるということで、どういった存在感でドラマを引っ張っていくのか注目だ。
「天才敏腕弁護士でありながら一級建築士」という盛々な設定がどう活きていくかはまだ不明だが、リーガルドラマは人気となれば続編が作りやすいこともあり、シリーズ化されることが少なくない。『芸能人格付けチェック』(テレビ朝日系)、『翔んで埼玉』に続く、GACKTの代表作が1作増えるかもしれない。
■『告白−25年目の秘密−』
3本目に紹介したいのは、SixTONES・松村北斗が主演する7月11日スタートの『告白−25年目の秘密−』(日本テレビ系/毎週土曜21時)だ。
本作は、純愛と狂気の狭間を描くラブサスペンス。主人公・雪村爽太は、幼い頃に出会った野瀬麻里子(岡崎紗絵)に25年間、片思いを続けてきた。その感情は純愛か、それとも執着という名の狂気なのか――。その裏には、25年前に起きた凄惨な事件と、それぞれが抱える秘密が深く関係している。
近年、映画『夜明けのすべて』、『ファーストキス 1ST KISS』、『秒速5センチメートル』などで見せた高い演技力で多くの観客の心をつかんではなさない松村にとって、本作は地上波ドラマ初の単独主演作。今まで観客の共感を呼ぶ等身大のキャラクターで評価を高めてきた松村が、一転して、理解しがたい狂気を帯びた男(と見せかけて、実は真っ直ぐな純愛の男?)をどう体現していくか注目だ。
なお、本作はクランクイン!が集計した2026年「楽しみな夏ドラマ」ランキングで第1位にランクインしている。
『夫婦と16歳〜狂気の隣人〜』はテレビ東京系にて毎週木曜24時30分、『ブラックトリック〜裁きを操る弁護人〜』は7月20日よりフジテレビ系にて毎週月曜21時、『告白−25年目の秘密−』は日本テレビ系にて7月11日から毎週土曜21時放送。

