イングランドを追い詰めるほど強いとは 52年ぶりのW杯でコンゴが残したインパクト「アフリカのサッカーは長らく軽視されてきた」
1974年大会以来52年ぶりにW杯出場を果たしたコンゴ民主共和国代表の戦いは、ベスト32でイングランド代表に敗れて終わりを告げた。しかし、イングランドを追い詰めたパフォーマンスは世界を驚かせたことだろう。
そのチームをセンターバックの位置から支えたのがバーンリーでプレイするDFアクセル・トゥアンゼベだ。
トゥアンゼベはコンゴ民主共和国出身ではあるが、その後イギリスへ移住。世代別代表ではイングランド代表を選択していたが、2024年に故郷のコンゴ民主共和国代表デビューを果たした。
「まだまだ才能ある選手の多くが欧州の代表チームを選びがちだ。僕自身もイングランドでプレイする機会があったし、その魅力は理解できる。しかし最終的には公平な競争環境を作り、アフリカの実力を世界へ示したい。アフリカのサッカーは長らく軽視されてきたが、今こそ光を当てる時だ」
「もちろん様々な意見があるのは分かる。例えばイングランド代表でプレイする実力のなかった選手が、その後ルーツのあるアフリカの代表チームを選ぶことについてジョン・オビ・ミケルが不満を漏らしていたのを覚えている。その不満も理解できるけど、そうした選手が代表チームに加わり、アフリカサッカー界に光を当てることは非常に重要だと思う。それが環境の改善に繋がり、若いアフリカ人がサッカーを始めるきっかけにもなるから」(『CBS Sport』より)。
コンゴにはDFアーロン・ワン・ビサカやMFノア・サディキ、FWヨアン・ウィッサと、プレミアで戦う実力者たちが顔を揃えていた。この強化策を続ければ、次のW杯でも出場のチャンスがあるはずだ。

