◆サッカー北中米W杯▽決勝トーナメント1回戦 フランス3―0スウェーデン(30日、ニューヨーク/ニュージャージー競技場)

 FIFAランク38位のスウェーデンは同3位のフランスに0―3で敗れ、決勝トーナメント1回戦で敗退した。スウェーデンの敗北により、1次リーグ(L)F組の決勝トーナメント進出チーム(日本、オランダ、スウェーデン)は全滅した。

 日本は1次L1勝2分けで2位通過。初戦のオランダ戦は劇的な展開で2―2の引き分けに持ち込むと、第2戦チュニジア戦は4発で大勝し、スウェーデンにも接戦の末に引き分けた。過去最高の呼び声もあったが、決勝T1回戦では“王国”ブラジルにあと1分のところで勝ち越しを許し、敗退が決定した。

 1位で通過したオランダは日本との初戦こそ引き分けたが、残り2戦は完勝。今大会屈指と言われたDFラインと中盤だけでなく、攻撃陣も大会を通じて調子が上向いていた。日本がブラジルに負けてから約6時間後に16強をかけてモロッコと対戦すると、FWハクポのゴールで先制した。しかし、後半アディショナルタイムに同点へ追いつかれると、1―1のまま決着がつかずにPK戦へ突入。PK戦ではまさかの3人が失敗と精彩を欠き、涙を飲んだ。そして、3位で通過したスウェーデンも今大会の最有力V候補のフランス相手守備が決壊し、エムパベに2発を浴びて完敗した。

 昨年12月に大会の組み合わせが決まった際、F組は厳しい組になると予想された。実際、総合力の高さは他の組と比べても高かっただろう。日本は組織力、オランダは各選手の質の高さ、スウェーデンは強力2トップを筆頭にした爆発力が、1次Lではそれぞれ発揮された。ただ、決勝Tでは持ち味を発揮しきれず、全チームが1回戦で敗退することになった。