モロッコに敗れたオランダ代表【写真:ロイター】

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北中米ワールドカップ

 サッカー北中米ワールドカップ(W杯)は6月29日(日本時間30日)、決勝トーナメント1回戦でオランダがモロッコと対戦。1-1のまま延長戦に突入すると、PK戦(2-3)の末にモロッコが勝利した。試合後、敗れたオランダ選手には、SNSを中心に心ない誹謗中傷が書き込まれているようだ。オランダサッカー協会が注意喚起を行う異例の事態となっている。

 日本と同じグループFを首位で通過したオランダはモロッコと激突。後半27分にコーディ・ガクポが先制ゴールをあげたが、同46分に意地の同点ゴールを許し、延長戦へ突入した。120分で決着がつかずPK戦へ突入すると、モロッコGKブヌのPKストップの前に敗れた。

 悲願の初優勝を目指したオランダ。ラウンド32での早すぎる敗戦に国内ファンは落胆し、SNS上などで誹謗中傷が寄せられているようだ。これにオランダサッカー協会は公式インスタグラムでメッセージを公開し、注意を呼び掛けている。

 同インスタグラムは「私たちは、このW杯期間中における選手、コーチングスタッフ、そして関係者全員の献身と取り組みに感謝いたします。また、スタジアムにいた方々、自宅から観戦していた方々、そしてオランダを応援してくださった世界中のすべての方々にも心から感謝の意を表します。サッカーは、出身や背景に関係なく、人々を一つにするものです」とエールに対する感謝をつづった。

 続いて「チームの敗退後、選手たちがオンライン上で人種差別的および差別的な誹謗中傷の対象となっている反応を目にしました。私たちはこのような行為に対して明確な越えてはいけない一線を画します。人種差別や差別は、サッカー界、オンライン、そして私たちの社会において、決して許されるものではありません」と声明を記した。選手たちへの心ない攻撃をけん制している。

(THE ANSWER編集部)