韓国政府が1600兆ウォン規模の「メガプロジェクト」発表=ネットは冷ややか
2026年6月29日、韓国・ハンギョレ新聞は「サムスン電子、SKハイニックスなどの企業が参加し、投資規模約1600兆ウォンに上る『3大メガプロジェクト』が始動する」と伝えた。
韓国政府は同日、光州(クァンジュ)など西南圏に800兆ウォンを投じてメモリー半導体工場(ファブ)を建設することを柱とする「3大メガプロジェクト」を発表した。湖南(ホナム)、忠清(チュンチョン)、嶺南(ヨンナム)の3地域に総額約1558兆ウォンを投資する計画だ。
青瓦台(韓国大統領府)で29日午後に開かれた国民報告会で、半導体、人工知能(AI)データセンター、フィジカルAIの3分野に対する投資計画が公表された。嶺南(ヨンナム)・湖南と忠清(チュンチョン)圏にまたがる大規模投資計画で、李在明(イ・ジェミョン)政権の「5極3特」(五つの超広域経済圏と三つの特別自治道)戦略を象徴する最大の産業プロジェクトとなる。
半導体分野では、湖南を首都圏に次ぐ「第2の生産拠点」として育成する方針だ。サムスン電子とSKハイニックスが総額800兆ウォンを投じる。AIデータセンターへの投資も含めると、湖南地域への投資額は896兆ウォンに達する見込みだという。
京畿(キョンギ)道・龍仁(ヨンイン)の産業団地で進められている半導体工場建設は、完成時期を前倒し、5年以内にメモリー半導体の生産能力を2倍に拡大する計画だ。忠清地域には、半導体パッケージング拠点の育成などを目的に392兆ウォンが投じる。
嶺南地域では、AIデータセンターやフィジカルAI産業などに約270兆ウォン(暫定)が投じる。政府は、大邱(テグ)・慶尚北(キョンサンブク)道地域の自動車・家電部品メーカーがロボット部品メーカーへ転換できるよう支援する考えだ。
また、政府はSKグループ、GSグループ、NAVERと共同で、発電容量8.4ギガワット(GW)規模のAIデータセンターを整備する計画も発表した。3社は約550兆ウォンを投資する予定だ。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「インフラも整っていないような地方で?」「あと5年で半導体の好況も終わりそうだけど?」「ほっといても企業がちゃんと仕事するのに、李在明が割り込んできて、何かおいしいところを持っていこうとしている」「企業に任せればいいのに、なぜ青瓦台が出しゃばるのか」など、否定的な声が多く寄せられているが、「しっかり準備をして地域と国の発展で世界をリードする企業になってほしい」といったコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

