みなかみ町にある利根商業高校が、2028年度以降生徒の募集を停止し、最後の生徒が卒業する2030年3月をもって閉校する方針であることが、群馬テレビの取材で分かりました。

利根商業高校は、利根沼田地域の自治体で構成する学校組合が設置する公立高校で、1958年に創立しました。関係者によりますと、少子化の影響で入学希望者が減少し、今年度の生徒の数は募集定員の半数にも満たない状況となっています。

生徒数の減少に伴い、市町村の負担金や国からの地方交付税なども減少していて、貯金にあたる財政調整基金をすでに取り崩して学校を運営しています。その基金も数年で底を突く見通しだということです。このため、学校組合は、2028年度以降、生徒の募集を停止し、最後の入学生が卒業する2030年3月をもって閉校する方針を固め、調整を進めています。

利根沼田学校組合の理事長を務めるみなかみ町の阿部町長は、群馬テレビの取材に対し、閉校する方針であることを認めたうえで、「断腸の思いだが将来に責任を持った決断をした。少子化に加え、私立高校の授業料無償化の影響も大きかった」とコメントしています。