スポニチ

写真拡大

 大相撲名古屋場所(12日初日、IGアリーナ)で横綱昇進を目指す大関・霧島(30=音羽山部屋)が30日、名古屋市西区の名古屋入り後初の稽古を行った。

 6月はパリ公演に参加した後に19日から母国モンゴルに1週間ほど里帰り。23年以来3年ぶりの帰国はお祝いごとなどはなく、旧友との再会などでリフレッシュしたという。この日は相撲は取らず、基礎運動と一丁押し。さらには立ち合いやまわしを取った後の動きの確認などで汗を流した。「久しぶりにまわしを締めた。体を戻さないといけないし、何日かは部屋で体を作っていきたい」

 2場所連続優勝の懸かった夏場所は12勝で並んだ若隆景との優勝決定戦に敗れた。それでも優勝同点の成績でもあり、今場所で高いレベルでの優勝なら横綱昇進の可能性も出てくる。モンゴル帰国時にも親族らから「最高峰まで上がってほしい」などと昇進を期待する言葉をかけられた。「いつも通りやるべきことやっていきたい」と決意をにじませた。

 師匠の音羽山親方(元横綱・鶴竜)も「モンゴルに帰国していたし、いきなり(ハードに)やっても良くない。まずは自分の相撲を取り切ることが大事。あまり綱獲りとか気にせずに、集中すること」と期待する。7月2日から出稽古でコンディションを上げていく予定だ。