【FIFAワールドカップ2026】ブラジル代表 2−1 日本代表(日本時間6月30日/ヒューストン・スタジアム)

【映像】母国ファン激怒の「痛恨パスミス」(実際の様子)

 日本代表の鮮やかな先制ゴール。その裏側では、ブラジル代表のベテランDFによる痛恨のミスが起きており、母国ファンから怒りの声が殺到している。

 日本時間6月30日、FIFAワールドカップ2026のラウンド32でブラジル代表は日本代表と対戦。先制を許す苦しい展開となったが、2−1で逆転勝ちした。

 今大会のブラジルは、右SBが悩みの種になっていた。主力のエデル・ミリトン(レアル・マドリード)、二番手のウェズレイ(ローマ)が怪我でエントリーできず、34歳のダニーロがレギュラーを担ってきたのだ。

 ここまでの3試合は安定した働きを見せていたが、この日本戦では29分に痛恨ミスを犯してしまう。MFカゼミーロからの斜めのパスを自陣センターライン手前で受けたダニーロは、少し溜めた後に横パスを出すが、FWマテウス・クーニャの動きにまったく合わず、MF佐野海舟にカットされてしまう。

 これでダニーロを含めて5人が取り残されたブラジルは、そのまま佐野に中央を切り裂かれ、右足シュートで先制点を許してしまった。必死に戻ったが間に合わなかったダニーロは、失点後に天を見上げて項垂れた。

試合後にはミスを認める

 この一部始終に対して、母国ブラジルのファンはSNS上で激怒。「何やってるんだ」「重大なミスだ」「どこに出した?」「サノにアシストかよ」といった失点への怒りや、「ブラジルの先発レベルじゃない」「最低のクオリティー」「ふざけるな」「交代させてくれ」「日本の回し者か?」など厳しい批判の声が次々と上がった。

 ブラジル・メディアの『Lance!』の報道によれば、ダニーロは試合後に「私のパスミスで全体のポジションが崩れ、失点してしまった」とミスを認めた。そのうえで、「しかし、最も重要なのは粘り強さ、試合に集中し続けること。チームメイトの助けもあって、結果を覆すことができた」と前を向いた。

 史上最多6度目のW杯優勝に向けて第一関門を突破したブラジル代表は、ラウンド16でコートジボワールvsノルウェーの勝者と激突する。

 一方で敗れた日本代表は2002年、2010年、2018年、2022年に続いて5回目のW杯決勝トーナメント進出だったが、またしても“鬼門の1回戦”(前回大会まではラウンド16、今回はラウンド32)を突破できなかった。

(FIFAワールドカップ2026)