「ラッシングを助けるためにロートベットをトレードで獲得すると予想」米報道、ド軍捕手問題に新たな展開か「ポストシーズンの救世主である彼ほどふさわしい人物はいない」

ロートベットは昨年ポストシーズンに大きく貢献した(C)Getty Images
世界一3連覇を狙うドジャースの懸案事項となっている。
ドジャースのここ最近の戦いでは若手捕手、ダルトン・ラッシングに高い注目が集まっている。
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大谷翔平の登坂試合でバッテリーを組むも呼吸が合わず、厳しく詰め寄られるシーンもあった。
何より攻守ともに安定感あるパフォーマンスでチームをけん引してきたウィル・スミスが首痛のため欠場が長引いているとあって、大事なポジションをどう構成していくか、注目が高まっている。
米メディア『Sports Illustrated』では「ラッシングを助けるためにベン・ロートベットをトレードで獲得すると予想」とした記事を配信。
昨年シーズン途中にトレードで移籍、チームの大きな力になった若手捕手獲得に動くのではないかと見解を伝えている。
同記事の中では「ロサンゼルス・ドジャースは突然捕手のポジションが薄くなっている」と書き出し、正捕手のスミスが首の炎症のためIL入り、「復帰の明確な時期が見えない」としている。
一方、急遽前面に出ることになった若手のラッシングに関してはメジャー初のフル出場を強いられる中で「多少のドラマをもたらしましたが、引き続きまずまずの打撃ペースで活躍している」と伝える。
チームの捕手陣容はラッシングの控えとしてチャッキー・ロビンソンがいるが「40人ロースターに他の捕手はいない」ときっぱり。3Aには在籍するものの、MLB経験はなく、起用には慎重さが求められるとした。
記事の中では『カリフォルニア・ポスト』のドジャース番であるジャック・ハリス記者の発信を引用。同記者は「ドジャースが元チャンピオンであり現ニューヨーク・メッツの選手である捕手ベン・ロートヴェットを狙う可能性があると考えている」として、「ラッシングには敬意を表しつつも、ここ数週間でドジャースにはもっと捕手の層が必要だと分かりました」と解説。
続けて「シーズン後半に入るチームにとって、定期的に出場できる信頼できる選手がもう一人いるのは悪くない」とした上で「だからこそ、昨年のポストシーズン救世主であるベン・ロートヴェットほどふさわしい人物はいない」と主張していると伝えている。
多くのド軍ファンにとってもロートベットの昨シーズンの奮闘ぶりは広く知られている。
昨年、7月末にトレードでレイズから移籍。9月上旬にメジャー昇格すると、負傷したスミスやラッシングの代役として18試合に出場。特に山本由伸とは息が合ったリードを見せ、9月6日のオリオールズ戦では9回二死までノーヒットノーランと評価を高めた。
ポストシーズンでも計4試合に先発出場し、球団初のワールドシリーズ連覇にも貢献。昨季終了後にウェーバー公示を経て、レッズに移籍していた。
しかしそれから3か月後にレッズの40人枠から外され、ドジャースが再獲得。しかしそれからわずか5日後に再びDFA(戦力外)となり、今年2月にメッツが獲得に動いていた。
記事の中でも昨年のロートベットの奮闘ぶりに関してスミス負傷でチームが困窮したときに「ラッシングが健康だった時も、チームはポストシーズンでもロートベットを信頼し」、彼自身もその役割を非常によく果たしたと評価。
「10月のロサンゼルスは彼が捕手として起用された試合を一度も負けませんでした」とした上で10月の先発マスクの4試合では打率も.429と高いアベレージを誇り、投手陣と素晴らしい連携を披露したと続けた。
現在はメッツの3Aでプレーする若手捕手に関して、「もしドジャースが再び彼を獲得すれば、ロートベットは控え捕手という役割になるでしょうが、貴重な戦力となる可能性がある」「チームでの経験と守備力は、捕手陣に重要な厚みをもたらすでしょう」と注目の存在になるとしている。
大谷とラッシングのバッテリーに関してはデーブ・ロバーツ監督もチーム全体でフォローしていく姿勢を示しているが、当然ゲームは待ってくれない。大事な投手陣を支える「必勝捕手」をどのように構築していくか、ドジャースのアプローチが注目を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]

