豆の甘味が引き立つ、手軽につくれるごちそうレシピ「豚ヒレとスナップエンドウの重ね蒸し」を紹介します。教えてくれるのは、料理研究家として雑誌や書籍、テレビなどで活躍中の大原千鶴さん。夏にかけて旬を迎える、青豆類をおいしく食べるコツもぜひ参考に。

青豆類をおいしく食べるコツ

料亭などではさっと火をとおして鮮やかな緑色と食感を生かします。でもご家庭では、長めに煮たりゆでたりする方が、多少色は悪くなりますが甘味が出ておいしいです。お好みで使い分けてみてください。

●筋の取り方のポイント

スナップエンドウの筋は口に残るので、調理の前に両側の筋を取り除きましょう。ヘタのそばに小さく切り込みを入れ、ヘタをつまんで片側の筋を、切り口から反対側の筋もつまんで引っぱるときれいに取れます。

豆の甘味とさっぱり豚ヒレ肉が相性抜群

タマネギ、豚肉、スナップエンドウの順に入れ、少量の煮汁で蒸し煮にするだけ。じんわり火をとおすと肉がかたくならず、野菜のうま味が濃くなります。

「鍋に入れるだけだからとっても簡単。蒸し煮にすると豆の甘味が引き立ち、あっさりめのヒレ肉とよう合うんです」(大原千鶴さん)

●豚ヒレとスナップエンドウの重ね蒸し

【材料(4人分)】

豚ヒレかたまり肉 300g
スナップエンドウ 約20本(160g)
タマネギ 2個(400g)
塩  小さじ1/4
コショウ 少し
片栗粉 大さじ1
A[だし汁 1カップ 薄口しょうゆ 大さじ1]

【つくり方】

(1) タマネギは8等分のくし形切りにする。スナップエンドウは筋を取る。

(2) 豚肉は繊維を断つように1.5cm幅に切り、塩、コショウをふり、片栗粉を薄くまぶす。

(3) 鍋に1のタマネギ、2の豚肉、1のスナップエンドウの順に重ねて入れ、Aを加えて中火にかけ、フタをする。煮立ったら火を少し弱め、10分ほど煮て火を止める。煮汁ごと器に盛る。

※ おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう