【台風6号】全国初「レベル5 特別警報」発表、太平洋側で記録的大雨に【新潟】
一方、太平洋側の地域では線状降水帯が発生するなどして記録的な大雨に見舞われました。和歌山県の古座川では、3日午前5時35分に【レベル5 氾濫特別警報】が発表されました。5月28日に新しい防災気象情報の運用が始まって以来、氾濫特別警報が発表されたのは全国で初めてです。
台風6号の影響で、群馬県では登校中の小・中学生3人が軽傷を負ったほか、千葉県では30代の女性が強風にあおられ住宅の2階から落ちてケガをしました。
3日(水)午前2時に【レベル4 氾濫危険警報】発表され、約3時間半後に【レベル5 氾濫特別警報】が発表されました。その35分後に、氾濫発生を知らせる2回目の特別警報が発表されました。
じつは、この【レベル4 氾濫危険警報】の前に、レベル2氾濫注意報やレベル3氾濫警報は発表されていませんでした。レベルが付いたからと言って、必ずレベルが低い順に情報が出るというわけではありません。レベル2やレベル3と段階を踏む時間がないほど、短時間で急激に川の水位が上昇してしまったということになります。今回のように、いきなり【レベル4 氾濫危険警報】が出ることもあるわけです。
『レベル4の危険警報までに危険な場所から全員避難する』ということから、避難のタイミングに関わると思うので覚えておかないといけません。
もうひとつ、今回大雨のピークの時間帯、そしてレベル4やレベル5の情報が出たのが未明~明け方で多くの人が寝ている暗い時間でした。そのため、「レベル4で避難!」と言われても避難を躊躇(ちゅうちょ)してしまう人もいるかもしれません。
しかも、避難の準備をしているうちに短時間で【レベル5 特別警報】が発表されてしまうパターンもありえます。そのため、外への避難が難しい場合は少しでも浸水のリスクが少ない2階以上に移動する『垂直避難』も選択肢に入れてください。大雨のリスクが高まる梅雨はこれからです。あらためて災害への意識・備えを進めましょう。
