動画「『普通』に生きてきた人の顔は、尊い」で脳科学者・茂木健一郎氏が、日本のタレントやアイドル文化について独自の視点から語った。茂木氏は冒頭から「僕は日本のタレントとかアイドル文化っていうのは全くありがたみがわからないんですね、前から」と切り出し、才能や実力が際立つアーティストや俳優に比べ、タレントやアイドルの“キャラ設定”重視の風潮について疑問を呈した。

茂木氏は街を歩いている時に気づいたことがあると言い、「人生を普通に生きてきた人の顔の方が、いいなと思ったわけで、ちょっと変な感想なんだけど」と率直な気持ちを語る。その一方で、スターとして扱われ続けるタレントやアイドルたちについては「スターというキャラ設定でずっと生きてきた人って、なんか油断してるっていうか、なんかちょっとだらしなくなってる感じがする、魂の形がね」と核心に迫る持論を披露。「それが顔の表情に現れてる気が、僕はしたのね」とも述べ、表層と実質の“違和感”について鋭く指摘した。

茂木氏は「社会のいろんな片隅で仕事して、自分のやるべきことやって、ごく普通に生きてきた方々、そういう方々っていい顔してるなって僕は思うんだ」と、アイドル文化の批判以上に、社会を支える“普通の人”へのリスペクトを強調。「普通に生きてて、普通の、誰にも褒められず、キャーキャー言われず。まあ、だけどいいじゃないですか。ね、真面目に生きてるわけだから」と、控えめながらも人生の本質を語った。

動画の最後には「普通に生きるって尊いことだよってことが、どちらかというと言いたいんです」と訴え、今一度“普通”という価値を再評価する必要性を投げかけて締めくくった。

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