脳科学者・茂木健一郎、「人は孤独な時間を生きている」人工知能との本質的な違いを指摘
動画『それぞれの時間を生きている』に出演した脳科学者・茂木健一郎氏が、現代社会のコミュニケーション重視の風潮や、個性をチームで響き合わせる姿勢について自身の見解を明かした。「現代という時代はコミュニティとかコミュニケーションを重視することが多い」と指摘しつつも、「でも忘れてはいけないことがあって、結局人間ってそれぞれの時間を一人で生きてるんだよね」と語り、人はどんなにつながっているようでも根本的には絶対的な孤独を抱えて生きていると断言した。
茂木氏は、世代や境遇の異なる人々が同じ空間を共有していても、それぞれがそれぞれの時間軸で、孤独に生きている点を強調。「年寄りはかつて赤ちゃんだったし、若者だった。時間軸がずれているだけで、それぞれの時間の中で孤独に生きてるんだよね」と述べた。
また、YouTubeやソーシャルメディアといったネットワーク上で人が“つながっている”現代社会についても、「人一人が孤独な時間を生きてるっていう事実は変わらなくて、それをやっぱり忘れちゃいけない」と警鐘を鳴らした。
さらに人工知能(AI)についても言及。「人工知能っていうのは統計的な学習で、この人たちはいろいろ賢くなってるっていうか、賢いふりをしてるわけで、そこには孤独な時間っていうのはない」と語り、AIと人間の本質的な違いは“孤独な主観的時間”の有無であるとした。
「一人一人が孤独な時間を生きてるっていうことの意味、そこには当然自己意識があって、それが我々を区分してる」と、自己意識の中に閉じ込められていて、人は究極のエコーチェンバーであると独自の観点を示した。「私が感じてるクオリアっていうのは皆さんが感じてるクオリアと同じかどうかなんて確認する方法はない」とし、人間の主観的な体験の孤立ぶりについても触れた。
動画の最後には、「一人一人は絶対的に孤独であるという事実を時々思い出すと、今の時代精神に対する対抗になるんじゃないかな」と述べて締めくくった。星野道夫氏の言葉の引用も交え、「コミュニケーションとかネットワーク、それは大事な話だが、それだけではないよ」と社会に対して問いを投げかけている。
茂木氏は、世代や境遇の異なる人々が同じ空間を共有していても、それぞれがそれぞれの時間軸で、孤独に生きている点を強調。「年寄りはかつて赤ちゃんだったし、若者だった。時間軸がずれているだけで、それぞれの時間の中で孤独に生きてるんだよね」と述べた。
また、YouTubeやソーシャルメディアといったネットワーク上で人が“つながっている”現代社会についても、「人一人が孤独な時間を生きてるっていう事実は変わらなくて、それをやっぱり忘れちゃいけない」と警鐘を鳴らした。
さらに人工知能(AI)についても言及。「人工知能っていうのは統計的な学習で、この人たちはいろいろ賢くなってるっていうか、賢いふりをしてるわけで、そこには孤独な時間っていうのはない」と語り、AIと人間の本質的な違いは“孤独な主観的時間”の有無であるとした。
「一人一人が孤独な時間を生きてるっていうことの意味、そこには当然自己意識があって、それが我々を区分してる」と、自己意識の中に閉じ込められていて、人は究極のエコーチェンバーであると独自の観点を示した。「私が感じてるクオリアっていうのは皆さんが感じてるクオリアと同じかどうかなんて確認する方法はない」とし、人間の主観的な体験の孤立ぶりについても触れた。
動画の最後には、「一人一人は絶対的に孤独であるという事実を時々思い出すと、今の時代精神に対する対抗になるんじゃないかな」と述べて締めくくった。星野道夫氏の言葉の引用も交え、「コミュニケーションとかネットワーク、それは大事な話だが、それだけではないよ」と社会に対して問いを投げかけている。
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