Photo by Mark Dunne https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Flickr_-_Bucajack_-_Keanu_Reeves_-_TIFF_09.jpg

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『マトリックス』『ジョン・ウィック』シリーズでおなじみキアヌ・リーブスは、常に全身全霊で撮影に向き合い、共演者や製作陣にもきめ細やかな配慮を欠かさない俳優の鑑だ。新作映画『Good Fortune(原題)』の撮影中に起こった負傷の経緯についてトーク番組「The Late Show」時に振り返っている。

俳優、コメディアンとしても活躍するアジズ・アンサリの長編初メガホン作『Good Fortune』にて、アンサリのほか、セス・ローゲン、キキ・パーマー、サンドラ・オーといったコメディ俳優と共演しているキアヌ。撮影中に膝に大きな負傷を抱えつつも、演技を続行しようとしたキアヌのエピソードをアンサリが2024年4月に。撮影当時、キアヌが松葉杖で歩いている様子をキャッチされている。

アンサリの話すことには、キアヌは衣装部屋の絨毯につまずいたとのことだったが、一体どういう流れで生じたケガだったのか。キアヌが番組のオーディエンスを前に詳細を説明している。

「アジズ・アンサリとセス・ローゲンとのシーンを撮影していて、私たちは水風呂に入っていたんです。すごく楽しかったな。撮影が終わった後、水着を着用していて、タオルを持っていたのでそれを頭からかぶっていたんですけど、寒くて震えちゃって。震えながら部屋に入ったら、保護用の絨毯が敷かれていて、ポケット(たわみ)があったんです。そしたら、ぶるぶる震えた状態で足が絨毯のポケットに引っかかっちゃったんですよ。体が下がっていったのですが膝がついてこなくて。スローモーションのように倒れこみました。先に手をついたのですが、そこに何かがあったので、膝がやられちゃったんです。それにぶつかっちゃって。膝蓋骨、膝小僧がポテトチップスみたいに粉々に割れちゃいました。」

キアヌによれば、最初はケガをしたとは思わなかったそうだが、その腫れ方は「膝が爆発するような」レベルだったそうだ。病院へ行ったり、撮影を中断したりしようとしなかったことはアンサリも以前に語った通りだが、膝が粉々になるほどの痛みを伴っても、撮影を続けようとするキアヌの精神力には驚かされるばかりだ。

キアヌは「コメディって大変ですよ」と語っているが、決してこれは笑いごとでは済まない話。少なくとも一般人は、ケガの後は速やかに処置をしよう。キアヌをはじめとするスターたちにもどうか無事でいられるよう祈るばかりだ。

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