堀江貴文氏
ホリエモンこと起業家の堀江貴文氏が、31日の都内で記者会見を実施。今秋の催しとして「9月9日、大分・別府スパビーチが会場。世界で唯一、温泉1000トンをぶっかける音楽フェス『BOSF23』を開催する」と知らせた。

会場となる別府スパビーチ(JR別府駅より徒歩約10分、的ヶ浜公園内)は、美しい別府湾に臨む砂浜を会場にして音楽ステージを設置。その高い位置から、地元・別府温泉から湧き出る温泉水をベースとしたお湯をおよそ1,000トンを使って「客席に向かって盛大に放水します」と、同イベントの醍醐味を説明した。

別の場所から膨大なお湯を、数台の特殊車両で運び入れるため「メチャクチャお金が掛かっている」と嘆きつつ「今年4月に100トンのお湯を使ったお祭りを開いた前例もあります。今回は1,000トンのお湯に増量する」とパワーアップした計画で臨むという。

ちなみに、このイベント開催のキッカケは「友人の紹介から始まり、10年以上前からの付き合いがある別府市長の長野恭紘さんとの対談がキッカケです」と明かされた。

現段階で、VIP席でエリアが仕切られている客席では、親子連れのニーズがあるそうだが、通常の客席においては、18歳以上の入場制限がある。「アルコールが提供されるのと、ビーチサイドで開催されるため、安全面を考えた」との理由を示した。

音楽フェスというと若年層のイメージがあるが「温泉がキーワード。ボクササイズなど、みんなが一緒になって楽しめるお祭り企画も考えている。なので、身体を動かせる10代から60代の全世代に来てほしい。『初めてのイベントってどうなの』って言う人もいるかもしれない。僕から言いたいのは、とにかくお湯をぶっかけられるのは楽しいことです」とシンプルに訴えた。

チケット販売は「チケットぴあ」で始まっていて、早割りは8月8日が締切。一般前売りについては、8月9日から9月8日まで受付。その他、VIPシートがクラウドファンディング・CAMPFIREでの案内がある。

ホリエモンは、当日には「水着で来て!」とアピール。参加するアーティストの顔ぶれについて「契約中や打診しているアーティストさんがいるので、決まり次第、第2弾、第3弾の発表に動く」との予告もあった。


▼ 「とにかく、お湯をぶっかけられるのは楽しい」と堀江氏


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