韓国のコロナ新規感染者は3万人目前…在宅治療者数は危険水域に
2月4日、韓国の新型コロナ新規感染者数は2万7000人の大台を記録した。
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中央防疫対策本部によると、同日0時基準の新規感染者は2万7443人増加し、累計93万4656人となった。わずか1日で4500人以上も急増している。
韓国の新規感染者数は1月26日初めて1万人（1万3009人）を超えたあと、1週間後の2月2日に2万人（2万269人）の大台を突破した。以降、日々最多を更新し、2万人を超えたわずか3日後に3万人台へと迫った。
増加幅も目立って大きくなり、初めて1万人を超えたあとの新規感染者数は前日比1000〜2000人増えていたが、この日は前日（1万2907人）に比べて4536人と大幅に増加した。
大規模移動と対面接触が増えた旧正月連休が終わり、検査数も再び平日の水準まで回復しているため、新規感染者は今後も大幅に増加する見通しだ。
なお、感染者数は急増しているが、まだ重症患者や死亡者の増加には繋がっていない。
同日0時基準の重症症患者は257人で前日よりも17人減少し、1週間連続の200人台を維持。死亡者は24人増え、累計6836人となった。累計致死率は0.73%だ。
一方、無症状・軽症患者の大幅増加に伴い、在宅治療者管理は限界に達している。在宅治療者は10万4857人となり、前日（9万7136人）よりも7721人増加している。
先立って韓国政府が明らかにしていた管理可能な最大患者数10万9000人が、目前に迫っている。
