Wordでうっかり「上書きモード」に切り替わり入力文字が消された! 問題を解決する簡単「Ins」キーのカスタマイズ方法

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パソコンのキーボードで、よく使うキーの隣に「Ins」キーがあると困ることがある。
「Ins」キーをうっかり押し間違えると「上書きモード」になってしまうからだ。

「上書きモード」になると、せっかく入力した文字を新しく入力した文字が消してしまうのだ。
気づかずに、いつも使っている挿入モードのつもりで入力していると大変なことになってしまうというわけだ。

パソコン熟練者なら、
「Ins」キーの割り当てを変更すればいい
こう言うだろう。

キー割り当てを変更して「Ins」キーを押しても何も起こらないように設定することなのだが、この設定にはレジストリの変更が必要となる。
つまりOSの基本設定を操作する必要があるため、パソコンに詳しくない人であれば、怖くてできないことが多い。

ただ「Ins」キーにより上書きモードに変わって困るのは、主にWord使用時。
ならばWordの設定で、この「「Ins」キー問題」を解決するという方法がある。

今回は、WordでのIns」キーで上書きモードになる問題を解決する方法を紹介しよう。


●Wordのオプションで「Ins」キーを無効にする
Wordでは、「Ins」キーによる入力モードの切り替えを簡単に無効化できる。
次のように選択していこう。

・[ファイル]タブから[その他のオプション]−[オプション]を選択。




・Wordのオプションから[詳細設定]を選択。
・編集オプションの[上書き入力モードの切り替えにInsキーを使用する]のチェックを外す。

このとき、すぐ下の[上書き入力モードで入力する]にチェックが入っていないことも確認しておこう。




これで[OK]をクリックすれば、設定は完了だ。
Word使用時に「Ins」キーを押しても、上書きモードに切り替わることがない。


●ステータスバーで挿入モードと上書きモードを切り替える
ここまでの説明では、上書きモードがまるで無用の機能であるかのように誤解されるかもしれないが、それは間違いだ。

上書きモードにも大きなメリットがある。
入力済みの文字を削除することなく別の文字に入れ替えられるのは、やはり入力の効率化につながるからだ。
たとえばWordの表に入力サンプルの文字があらかじめ入っている場合は、
上書きモードにしておけば、入力サンプルを手動で消す必要なく、新規の文字入力ができる。
作業によって「挿入モード」と「上書きモード」は切り替えられたほうが、やはり便利なこともある。

そこで今回は、ステータスバーで入力モードを切り替える方法を提案したい。
キーではなく、クリックだけで入力モードを切り替える方法なのだ。

ステータスバーは、Wordの画面最下部にある、ページ番号や文字数が表示されているバーだ。
まず、ステータスバーに入力モードを表示させよう。
・ステータスバーを右クリック。




・メニューから[上書き入力]をクリックして、チェックを付ける。
すると、ステータスバーに現在の入力モードが表示される




この、表示された入力モードをクリックすれば、挿入モードと上書きモードが切り替わる。




・「Ins」キーを無効にする
・ステータスバーで入力モードを切り替える
この2つの方法を併用すれば、文字入力時にうっかり上書きモードになることはなく、必要なときに、「挿入モード」と「上書きモード」を切り替えることができるようになる。

手軽に設定できるので、ぜひ試してみてほしい。




執筆 中野 久美子