トヨタ自動車のHV「プリウス」に搭載されているリチウムイオン電池

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 プライムアースEVエナジー(PEVE、静岡県湖西市)は18日、宮城工場(宮城県大和町)でハイブリッド車(HV)用リチウムイオン電池を増産すると発表した。2021年に第6、第7工場を稼働する。トヨタ自動車の電動化戦略に対応し、急ピッチで供給体制を整える。

 投資額は非公表だが、数百億円に上ると見られる。宮城工場は現在、第1―3工場でHV用ニッケル水素電池を生産。19年に第4工場、20年に第5工場を稼働し、リチウムイオン電池をそれぞれ年産20万規模で生産する。第6、7工場の稼働で宮城工場のリチウムイオン電池の生産能力はほぼ倍増する。

 第4、第5工場の完成前に新工場計画を発表する異例の増産スピード。トヨタは30年までに電動車550万台以上、うちHVやプラグインHVで450万台とする計画を打ち出している。この電動化戦略の実現には、トヨタ向けHV用電池のほぼ全量を担うPEVEの増産が不可欠だ。

 PEVEの生産拠点は湖西市の2工場と宮城工場、海外では中国にある。宮城工場の第6、第7工場が完成すると国内で250万台体制が整う。