ロールス・ロイスのSUV「カリナン」 日本価格/サイズ/内装
もくじ
ー はじめに ロールス・ロイス・カリナンとは?
ー ロールス・ロイス・カリナンのエクステリア
ー ロールス・ロイス・カリナンのインテリア
ー ロールス・ロイス・カリナンのシャシー
ー ロールス・ロイス・カリナンのパワートレイン
ー ロールス・ロイス・カリナンの装備
ー ロールス・ロイス・カリナンの日本仕様スペック
はじめに ロールス・ロイス・カリナンとは?
かつて悪路に挑むために用いられたジープなどのオフロードカーは、走破性こそ優れていたが、快適性とは無縁な存在であった。その常識を打ち破ったのが初代レンジローバーである。人々はその走破性の高さと夢のような乗り心地を両立した完璧さを称賛し、「砂漠のロールス・ロイス」と例えた。

時は流れ、ロールス・ロイスは、その守備範囲を時代のニーズに合わせて、オンロードからオフロードまで広げることを決意。その名の返上を願い出た。それがロールス・ロイス初のSUV「カリナン」である。その名の由来は、1905年に南アフリカで発見された世界最大のダイヤモンドに因むもの。まさにトップ・オブ・SUVに相応しい名といえる。
ロールス・ロイス社自身が最もロールス・ロイスらしい仕上がりと明言した、112年の歴史初となるSUVの詳細を見ていきたい。
ロールス・ロイス・カリナンのエクステリア
パルテノングリルの備わる長いボンネットを持つ力強いスタイルは、SUVに求められるタフさとロールス・ロイスの高貴な雰囲気を見事に両立させている。
ボディサイズは、全長5340mm×全幅2000mm×全高1835mmで、ホイールベースは3295mmにもなる。頂点の座を譲ることになったベントレー・ベンテイガよりも全長+190mm、全幅+5mm、全高+80mm、ホイールベース+300mmと全てで上回っていることを聞けば、その大きさが理解できるはずだ。

他のSUV同様にテールゲートを持つ2ボックスのハッチバックスタイルだが、ロールス・ロイスは3ボックスであると強調。それは積載性を高める電動テールゲートこそ備えるが、クローズ時にはキャビンとラゲッジスペースが完全に独立することを意味している。

さらにリアテールも段付きとなり、極めて短いトランクフードを連想させるスタイルとなっている。この電動テールゲートは、2分割式となるのが特徴で「ザ・クラスプ」と名付けられた。これは1930年代のロールス・ロイスの特徴であった「Dバック」のオマージュである。因みに、テールゲートは、キーのボタン操作により自動的にふたつのゲートが開閉する仕組みとなっている。
ロールス・ロイス・カリナンのインテリア
車高が高められているため、乗降時はSUVを意識するが車内に収まれば、そこに広がるのは最上級サルーンの世界に他ならない。ドライバーエリアでも、SUVらしい機能を発揮するためのメカスイッチは、ごく小さなものしかない。

最も重要な後席は、クールボックスなどを備えたセンターコンソール付きの2シーターとなる「個人シート」、それに3シーターの「ラウンジシート」の選択が行える。
ラウンジシートは、カナリンの多用途性を広める機能として、ロールス・ロイス初の可倒式シートを採用。電動式で指定したシートのみを折りたたむことができる。様々なものを収めやすいように後席シートバックは、頑丈な耐滑性カーペットで覆うなど、かなり実用的だ。


ラゲッジスペースは、通常580ℓを確保。後席可倒時には最大で1930ℓまで拡大。2245mmの長さのものまで収めることができる。このため最もファミリーが使いやすいロールスとなっている。キャビンのフロアはフルフラットになっており、乗降時には車高が40mmダウンし、乗客を迎える。後席は電動式となり、外からもドアハンドルに触れることで閉じることも可能だ。
ロールス・ロイス・カリナンのシャシー
ボディ構造も特徴的でオールアルミニウム製スペースフレームを採用した「アーキテクチャー・オブ・ラグジュアリー」を採用。これは新型ファントムから採用される新しいプラットフォームだ。

ただしスペースフレームは再設計されており、新型ファントムを上回る並外れたボディの堅牢性がもたらされた。このボディ構造が快適な走りだけでなく、クラス最高のオフロード性能の実現に大きく貢献している。

さらにロールス・ロイスの伝統である「魔法の絨毯のような乗り心地」をオンロードだけでなくオフロードでも実現すべく、エンジニアたちは、駆動系の開発に挑んだ。最新型自動レベリング式エアサスペンションやロールス初のAWDシステムの採用。新エンジンのチューニングも変更することで、何処でも快適に移動できる夢のSUVを完成させたのだ。
カナリンは、荒れた道路、砂利道、湿った草むら、ぬかるみ、雪原など、どのような状況でも走行できるオフロード性能を持つ。最大渡河水深が、他の超高級SUVを超える540mmであることも証拠のひとつといえよう。
ロールス・ロイス・カリナンのパワートレイン
カリナンに与えられたパワーユニットは、6.75ℓのV12気筒DOHCツインターボエンジン(ガソリン車)。これに電子制御の8速ATを組みあわせる。フラッグシップモデル「ファントム」に搭載された新エンジンに改良を加えたものである。

その性能は、最高出力571ps/5000rpm、最大トルク86.7kg-m/1600rpmを発揮。最大トルクこそ5.1kg-m落とされているが、その理由は、可能な限り低回転で最大トルクを発揮できるように仕立てなおされたからである。もちろん、性能面に一切不満などあろうはずがない。このパワーユニットは2660kgもの重量を持つカリナンをリミッターの作動する250km/hで巡行させることができる。


0-100km/h加速は明かされていないが、ファントムが5.3秒とされていることから5秒台であることが推測される。一方、燃費性能は、15ℓ/100km(NEDEモード)というが、十分な燃料タンクを持ち合わせており、その点を気にするユーザーはいないだろう。ただ環境性能に関心が高いユーザーは、今後お目見えするというプラグインハイブリッドを待ち望んでいるはずだ。
ロールス・ロイス・カリナンの装備
様々な先進機能の充実化もカナリンの魅力といえるだろう。ダッシュボード中央に収まる液晶スクリーンは、タッチスクリーン方式となり、オーディオやナビゲーション、車両のセッティングといった操作が画面上で可能に。

また操作は、センターコンソールに備わる「スピリット・オブ・エクスタシー・コントローラー」からも行え、「オフロード」モード、ヒルディセントコントロール、エアサスサスペンションの高さ調整用のショートカットボタンも用意されている。

先進の安全機能としては、「昼間・夜間野生動物・歩行者警告機能付きナイト・ビジョン/ビジョン・アシスト」、「アラートネス・アシスタント」、「パノラマビュー」、「全方位視野システム」、「ヘリコプタービュー付き4カメラシステム」、「アクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」、「衝突警告」、「交差交通警告/車線逸脱・車線変更警告」、高解像度ヘッドアップ・ディスプレイを備えるなど、最上級SUVに相応しい内容となっている。

道を選ばず、変わらぬ快適性を実現した史上最強のロールス・ロイスともいえる「カナリン」がついに日本上陸を果たす。極めて特別な存在であるために、その動向は昨今のSUV人気と必ずしもオーバーラップするものではない。ただ多くの富裕層たちが、カナリンの納車までにこれまでの経験を超える新たな冒険の計画を描いていることは間違いないだろう。
カリナンは、本日6月11日より予約販売の受付を開始。価格は3800万円から。
ロールス・ロイス・カリナンの日本仕様スペック

価格 3800万円〜
パワートレイン 6.75ℓ V型12気筒ツインターボエンジン
ステアリング 右または左
全長 5340mm
全幅 2000mm
全高 1835mm
ホイールベース 3295mm
トレッド -
車両重量 2660kg(欧州仕様値)
最高出力 571ps/5000rpm
最大トルク 86.7kg-m/1600rpm
燃料タンク容量 -ℓ
公表燃費 -km/ℓ
最小回転半径 -m

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