【プレビュー】2戦連続ゴールラッシュのレアルは敵地でベティスと対戦

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 24日に行われるリーガ・エスパニョーラ第21節で、ベティスとレアル・マドリードが対戦する。

 レアル・マドリードは前節、ホームでスポルティング・ヒホンに圧勝(5−1)し、ジネディーヌ・ジダン監督の就任から2試合連続のゴールラッシュ。通算13勝4分3敗として、首位アトレティコ・マドリードから4ポイント差、2位バルセロナから2ポイント差の3位をキープした。

 対するベティスは前節、アウェーで格上のビジャレアルとドロー(0−0)を演じ、公式戦の連敗を5試合でストップして15位をキープ。13位レアル・ソシエダおよび14位エスパニョールとは勝ち点で並んだ。

 指揮官交代が劇的な効果により万事順風にも映るレアル・マドリードだが、最近になってゴールを量産しているMFギャレス・ベイルが故障により欠場する今節は、FWカリム・ベンゼマおよびFWクリスティアーノ・ロナウドとの“BBCトリオ”が結成できないため、攻撃陣は若干の不安を残す。実際に前節も、5得点を奪った前半から一転して、ベイルが負傷退場した後半は無得点に終わるなど、ベストメンバーが組めない時のパフォーマンスには疑問符が付けられた。それゆえ今節は、ジダン監督がどのような形でベイルの穴を埋めるかの1点に注目が集まる。

 一方、今節は公式戦11試合振りの勝利が懸かるベティスだが、今シーズンは1勝3分5敗のホームの方が4勝3分4敗のアウェーよりも圧倒的に相性が悪いことを考えると、現実的にはドローに持ち込めれば御の字だろう。また、前節と同様のメンバーになると予想されているが、出場停止にリーチが掛かっているMFアルバロ・セフード、MFアルフレッド・エンディアイェ、MFフアン・バルガス、DFヘルマン・ペッツェッラの4選手が揃って警告を受けないよう気を付けたい。