「鉄筋を減らせ」とプレッシャー
マンションやホテルなどの耐震強度偽装問題で、構造計算書を偽装した姉歯(あねは)秀次元一級建築士が14日午前、衆議院国土交通委員会(林幹雄委員長)の証人喚問で、構造計算書を偽装した切っ掛けやその理由などについて委員の質問に答えた。
渡辺具能(ともよし)委員(自民党)の「偽装の切っ掛けと背景」についての質問に、姉歯証人は「98年ごろ、木村建設の篠塚明東京支店長から、鉄筋の量を減らすようプレッシャーを掛けられた」と偽装の切っ掛けについて答えた。さらに、「はじめのころは一級建築士の誇りもあり、できないと思った。病気の妻を抱えて、仕事を断られたらゼロになる。いけないとは分かっていたが、弱い自分がいた」と、仕事の90%近くを木村建設から請け負っていた98年当時の背景を説明した。【了】
■関連記事
姉歯元建築士、証人喚問に出頭
■関連動画ニュース
12月14日動画ニュース
渡辺具能(ともよし)委員(自民党)の「偽装の切っ掛けと背景」についての質問に、姉歯証人は「98年ごろ、木村建設の篠塚明東京支店長から、鉄筋の量を減らすようプレッシャーを掛けられた」と偽装の切っ掛けについて答えた。さらに、「はじめのころは一級建築士の誇りもあり、できないと思った。病気の妻を抱えて、仕事を断られたらゼロになる。いけないとは分かっていたが、弱い自分がいた」と、仕事の90%近くを木村建設から請け負っていた98年当時の背景を説明した。【了】
■関連記事
姉歯元建築士、証人喚問に出頭
■関連動画ニュース
12月14日動画ニュース