金融庁は4日、東京証券取引所に続き、名古屋証券取引所で午前の取引が停止になるなど相次ぐシステム障害を受け、今月中にも全国の6証券取引所に対して、システムの総点検を求める方針を決めた。与謝野馨金融担当相が、閣議後の会見で明らかにした。

 また、名古屋証券取引所には、今回のトラブルに関する詳しい原因と対応策について18日までに報告するよう命じる。【了】

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