名古屋証券取引所の相場報道システム障害で、同システムを納入した富士通<6702>の広報IR室は4日、今回のトラブル対応について「名証と協力して原因究明にあたっている。再発防止に努めたい」と話した。原因については名証からの発表があった後に、補足が必要な場合のみ富士通から説明するとしている。

 富士通は現在、常駐のシステムエンジニアに加え、名古屋市内の事業所から技術者を派遣し、原因究明に当たっている。問題を起こしたとされるシステムの詳細については「名証との守秘義務があるため話せない」としている。【了】

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