インテルは20日のセリエＡ第29節でパレルモと対戦し、敵地で１−１と引き分けた。クラブは試合前からかん口令を続けることを明らかにしており、試合後には補強担当のガブリエーレ・オリアーリ氏だけがコメントしている。21日の試合で２位ミランが勝てば首位の座を奪われるが、オリアーリ氏は次のように話した。

「追い抜かれる可能性があることを心配してはいない。ミランが勝たないことを願うが、リーグ戦は明日で終わるわけじゃないんだ。我々には３つのコンペティションで勝ち進むだけの組織力がある。大事なのは、ケガ人を出さないことだ」

また、オリアーリ氏は再び招集外となったFWマリオ・バロテッリについて、「私もよく練習していており、機会があるはずだ。だから彼にもあるはずだよ」と冗談を交えてコメントしている。

一方で、同氏はいくつかの判定に不満を示し、次のように述べた。

「いくつかのエピソードについては文句を言えるんじゃないかな。主審はとても良いパフォーマンスだったけど、一つだけ小さなミスがあった。（パレルモDF）ボヴォのファウルは２枚目のイエローカードに値するもので、彼は退場になるべきだった。これは、試合に影響を及ぼしていたはずだよ。ただ、我々は慣れているんだ。我々に対しては、審判たちは常に文字通りルールを適用するんだよ」

インテルの次節は24日のリヴォルノ戦。チームは21日からこの一戦について考えなければならない。MFデヤン・スタンコビッチが累積警告で出場停止となるからだ。