ボクシング/内藤vs.亀田戦が脅威の視聴率を記録!
この番組コンテンツには、『優良コンテンツ(=優良商品)』をつくるマーケティングノウハウがぎっしり詰まっていることをご存じでしたか?

■30年以上前の視聴率に迫る!
 一昔前までは、視聴率30%を超えるTV番組も多々あったのに、最近は20%を超えれば喜ぶTV局。そんな中、先日行われたボクシング/内藤大助vs.亀田興毅戦は歴代2位の43.1%の視聴率を記録。報道によれば、ボクシングの視聴率最高記録は、昭和53年5月7日の具志堅用高×ハイメ・リオス戦の43.2%とのこと。この数字と比較してみても、この試合がいかに高い注目を集めていたかがわかります。

■43.1%の高視聴率をたたき出した3つの要因!
 では、なぜ、こんな低視聴率の時代に、これだけの数字をはじき出す番組コンテンツ(=商品)が生まれたのか。突き詰めると、わかりやすい3つの理由に行き着きました。

【理由1】試合時間をきっちり1時間に設定したこと
 以前、TBSが、実際には試合が20時から始まるにもかかわらず、19時〜21時の2時間番組でボクシングの中継を組み、始まるまでの約1時間を延々と過去のハイライト映像などで引っ張ったことがありました。このとき、視聴者から「いったい、いつになったら始まるんだ」「番組を引っ張りすぎ」などのクレームが集中。TV放送の倫理に関わる問題となりました。TV局はこのことを反省し、きっちり試合が始まるよう、1時間の中継に変更。結果として、よどみのない中継を実現。これが平均視聴率を押し上げる一つの要因になりました。

⇒お客様からのクレームを真摯に受け止め、改善したことが支持された!

【理由2】わかりやすい対決の構図をつくったこと

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