「明るくて優しいお母さんでした」「夜寝る前に謝っています。『お母さん、ごめんなさい』って」当時87歳だった最愛の母親を殺害したのは60年間共に暮らしてきた実の息子だった。将来の介護に不安を抱き犯行に及んだというが、母親は家事を1人でこなし認知症の症状もなかった。なぜ息子は、母親に手をかけるほど不安を募らせたのか…裁判でその背景が明らかになった。■60年間共に生活してきた母親と息子に何が…今月1日、東京地裁