近ごろ、お笑い界では容姿に関するネタや下ネタなど、かつては当たり前だった「昭和の笑い」が「不適切ではないか」と物議を醸すことがある。バラエティー番組をはじめ、漫才やコントの「ネタ」であったとしても、コンプライアンス(法令順守)やハラスメントを意識せざるを得なくなっている。そんな現在の状況を、舞台やテレビで笑いを生み出してきた作り手たちはどのように受け止めているのだろうか。【谷口豪】吉本新喜劇マ