視覚障害児や視覚障害者にとって、音によって周囲の状況を認知する技能の獲得は不可欠である。この技能には、自動車など音を発する物体を察知するだけではなく、壁のように音を発しない物体を反射音などで把握するといった高度なものも含まれる。しかし、視覚障害教育・リハビリテーションでの訓練では、実際の環境で経験を積み重ねる以外に有効な方法がないのが現実であった。これでは、訓練に慣れていない視覚障害者が訓練時