恋人射殺の義足選手の自宅で禁止薬物発見か…メダル剥奪も=英紙
南アフリカの両脚義足の陸上選手で、史上初の五輪とパラリンピックの両方に出場した、オスカー・ピストリウス容疑者(26)の自宅から、禁止薬物の筋肉増強剤(ステロイド)が発見されたもようだ。18日付の英紙ザ・サンが報じた。ステロイドによるドーピングが発覚した場合には、昨年夏のロンドンパラリンピックで獲得したメダル剥奪の可能性もある。
現地警察は現在、同容疑者を恋人でモデルのリーバ・スティンカンプさん(29)を射殺した疑いで拘束しているが、今後はドーピングの有無についても捜索が進められるとみられる。報道によると自宅から「大量の血液が付いた」クリケットのバットも見つかっており、これがリーバさんの血液かどうかを調べている。
ロンドン五輪以前から同容疑者を取材して来た英メディアの記者は「パラリンピックの200メートルで金メダルを逃した際、相手選手の義足が長いと自信を持って抗議したピストリウスが、ドーピングまでしていたとは信じ難い」と述べている。
同容疑者は当面の大会欠場を明らかにしているが、仮にドーピングが事実と認められれば、選手生命そのものが絶たれる可能性がある。(編集担当:東野倫太郎)

