韓国外交通商省の高位当局者は5日、今月中旬に行われる国連の大陸棚限界委員会(CLCS)に、東シナ海に広がる沖縄近海の海溝まで韓国の大陸棚とする内容の文書を提出することを明かした。複数の韓国メディアが報じた。

 韓国が申請する海域は、同国から200カイリ離れた日韓合同開発区域(JDZ)内で、総面積は1万9000平方キロメートル。当局者は、朝鮮半島から自然に伸びた大陸棚が、沖縄近海の海溝まで続いていると説明し、「地質学・海洋科学・法的な情報を記した資料を提出する予定」と話した。

 日本と中国が主張する海域とも重なっているため、韓国メディアは、日中韓の摩擦に発展する可能性を見越して、韓国政府が先手を打ったとの見方を示した。

 韓国は1999年から東シナ海の大陸棚境界について調査を開始。2009年5月にも、今回と同じ内容の予備資料を大陸棚限界委員会に提出している。(編集担当:新川悠)