春の活動再開が待たれる「民間救急ヘリMESH(メッシュ)」

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沖縄本島北部地域で、ヘリを活用した救急医療へ取り組んできた「民間救急ヘリMESH(メッシュ)」。県民、企業に支えられて救急搬送を行ってきたが、運航資金不足により2011年10月末に運休となった。そのような状況でも、多くの県民や企業から運航再開を望む声や励ましの言葉が届くことから、「NPO法人MESHサポート」では新たな支援策「MESH応援ステッカー」企画を展開することになった。

【写真】これが3万2000枚制作された「MESH」の支援を呼び掛けるステッカーだ

1人でも多くの市民に民間救急ヘリMESHの存在を知らしめ、現在もMESHが再開・継続に向けて活動をしていることを発信し、沖縄県民をはじめ観光などで来沖した他県・他国の人々へも寄付や募金、募金箱設置などの支援を呼びかける「MESHサポート」。MESH応援ステッカー企画は、ステッカーを作成し、さまざまな場所に貼付することで、地域の窓口としての協力店舗網を整備、その地域の窓口を紹介するシステムの構築を目指すものだ。

「NPO法人MESHサポート」の小橋川繁事務局長は、「MESHサポートへのご支援の気持ちがある方から、どこへ行けば良いか分からないとのお問い合わせが多くあります。ご協力いただける店舗網の構築と、その店舗を紹介するシステムおよび告知を行いたく、今回の企画を立てました」とステッカー制作の意図を語る。

「MESH応援ステッカー」は、この趣旨に賛同した沖縄県浦添市の「大平シール印刷」が約3万2000枚を制作。すでに「沖縄県レンタカー協会」「沖縄県ハイヤー・タクシー協会」「全沖縄個人タクシー協会」が考えに共感し、所属のレンタカーやハイヤー、タクシーへのステッカーの貼付を行っており、ステッカーのQRコードを読み取ると募金箱が設置されている店舗などが分かる仕組みだ。

自分のところにもステッカーを貼付したいという人には、MESHサポート事務局から送付も可能とのこと。ただし、MESHサポートが送料を負担するわけにはいかないため、「着払い」が条件となる。

MESHサポートでは、2012年4月の運航再開に向けて、今後も募金活動や支援イベントを展開していく予定だ。【東京ウォーカー】

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