ソウル中央地検刑事部は16日、重家俊範元駐韓日本大使にコンクリート片を投げつけた容疑で拘束されていた金基宗(キム・ギジョン)容疑者に懲役4年を求刑した。複数の韓国メディアが報じた。

 金容疑者は7月7日、ソウル市中区にあるプレスセンターで開かれた「日本大使招請特別講演会」で講演中の重家元大使に石を投げつけ、暴力罪で拘束された。「なぜ独島を竹島と呼ぶのか」と質問したが、大使から返事がなかったため、衝動的にコンクリート片を投げたという。

 報道によると、金容疑者は重家元大使にコンクリート片を投げた容疑についてはおおむね認めたが、故意ではなく違法性についても否認したという。弁護人との尋問では「独島が二つに分かれているという点を他人に説明するためにコンクリート片2個を常に持っていた」と説明。ただ、「コンクリート片を投げつけたのは意見の伝達過程で偶発的に起きたことだ」と釈明した。

 金容疑者は「私たちの広場、独島守護」という市民団体で代表を務めていた。団体の活動については、「日本と対立するためではなく、独島問題を契機に、調和を模索するのが目的だ」と説明。自身の行動によって被害を受けた被害者側と行事の主催側には謝罪の意を表した。

 金容疑者の次回公判は30日に開かれる予定だ。(編集担当:永井武)



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