FBS福岡放送

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最大震度7の揺れを観測した熊本地震から1週間がたちました。FBSの記者も地震当日の夜から5日間、多くの人が犠牲になった現場、そして日常生活を奪われた人たちを取材してきました。

私たちは、地震が起きた日の夜に熊本県に入りました。

道中、あちこちで渋滞が発生していて、福岡からは4時間以上かかりました。

まず向かったのが、爆発があったイオンモール熊本です。

周辺ではサイレンが鳴り響くなど、ものものしい雰囲気となっていました。

■奥村誠悟記者
「午後11時すぎです。大きな爆発と倒壊があったイオンモール熊本に、複数台の救急車や消防車両が入っていきます。」

■奥村記者
「地震から一夜明け、空もだんだんと明るくなってきました。」

翌朝、目に飛び込んできたのは、大きく穴が開いた壁面や、敷地の外にまで散乱している大量のがれきです。

ここでは、従業員の方7人の死亡が確認されました。爆発の衝撃がいかに激しかったのかを目の前で感じました。

その後、場所を移し、各地の家屋の被害状況を取材することになりました。

■奥村記者
「最大震度6強を観測した、宇土市の住宅街です。こちらの建物は外壁のレンガが崩れて、中の骨組みがむき出しになっています。」

宇土市で被災した、岸英治さんです。

取材したこの日は、地震から3日が経っていましたが、この間、電気と水は止まったままでした。

■岸英治さん
「さあ、ついているかどうか。」

向かった先にあるのはブレーカーです。

■岸さん
「来ていないですね。うちは来ていない。残念でした。」

停電が続いたままでした。

続いて水道を確認すると。

■岸さん
「水は来ているみたいですね。」

庭の蛇口からは水が出てきました。

早速、福岡の娘の家に避難している妻、信子さんに電話で報告します。

■岸さん
「水は出ました。電気は来ていません。」
■妻・信子さん
「水道は一時的にじゃなくて、本当につながったの?」

そう言われ、洗面所で確かめてみると。

■岸さん
「ああ、ほんと、水道も出とらん。」

庭の蛇口からは水が出ていましたが、肝心の自宅は断水したままでした。

■岸さん
「ぬか喜びでしたね。どうしましょう。」

この日の熊本の最高気温は、およそ35℃。

停電でエアコンも扇風機も動かせず、猛烈な暑さの中で家の片付けも進みません。

岸さんは10年前の地震でも被災していますが、今回の方が体力的にも精神的にもきついと話していました。

■岸さん
「10年前は、4月で過ごしやすかった。今回は冷房がないと絶対(無理)でしょう。」

8月4日現在、電気は復旧し、水道は朝と夕方で数時間ずつ使えるようになったということです。

※FBS福岡放送めんたいワイド2026年8月4日午後5時すぎ放送