全国農業協同組合連合会は7月29日、猛暑時の食卓ニーズを受け「夏ごはんレシピ」を公開した。

冷やしメシ

全農は、季節ごとの暮らしや食卓の変化を生活者の声からひもとき、「ごはん」の新しい楽しみ方や価値を発信する「季節で考える『ごはん』プロジェクト」を開始した。その第1弾として、2026年7月8日に発表した「猛暑時の食卓実態調査」では、夏場の食事づくりを負担に感じる人が7割超(73.8%)、高校生までの子どもがいる家庭では約9割(89.1%)にのぼることが明らかになった。また、夏の献立では「さっぱりと食べられること」「短時間で作れること」「火を使わずに作れること」が重視されており、暑い時期には、調理時の暑さや手間を抑えながら、手軽に用意できる食事へのニーズが高まっていることがうかがえる。さらに、20代の5割超(53.9%)が「冷たいご飯を温めずに食べることがある」と回答したほか、夏向けのお米レシピがあればお米を食べる頻度が増えそうと回答した人も約6割(59.3%)となった。

こうした調査結果を受け、「さっぱり・時短・火を使わない」を叶える新たなレシピとして、暑い日でも食べやすい"冷やしメシ"と、夏休み期間中の子どもの昼食課題に対応する"夏休みお留守番ランチ"が新たに開発された。

○お米料理研究家と開発した「冷やしメシ」3品

"冷やしメシ"は、暑い日でもさっぱりと食べやすく、手軽にお米を楽しめる夏向けごはんとして、全農がお米料理研究家・しらいのりこ氏の協力のもと開発した。

レシピは、「夏野菜の冷やしカレー」「冷やし牛丼茶漬け」「しゃりしゃりキュウリの梅冷やし汁」の3品。

夏野菜の冷やしカレー

「夏野菜の冷やしカレー」の材料は、ごはん120g、みそ(米、または合わせみそ)小さじ1、カレー粉小さじ1/2、ヨーグルト(無糖)大さじ1、水1/2カップ、オクラ2本、赤パプリカ20g、スイートコーン(冷凍)大さじ1、ミニトマト(冷凍)3個、蒸し鶏50g。

オクラはふんわりラップをかけて電子レンジで40秒加熱して冷水にとり、1cm幅に切り分ける。パプリカは種を外して1cm角に切り、ミニトマトはさっと洗って皮をむき、蒸し鶏は手で裂く。蒸し鶏は市販品でもOKとのこと。耐熱容器に鶏胸肉1/4枚100gと水1/4カップ、塩小さじ1/4を入れてふんわりラップをかけ、3分加熱して取り出し、そのまま冷ます。

みそ、カレー粉、ヨーグルト、水をよく混ぜ合わせて具材と混ぜる。冷やしたごはんにのせ、蒸し鶏をのせれば完成。

冷やし牛丼茶漬け

「冷やし牛丼茶漬け」の材料は、ごはん120g、牛薄切り肉50g、しょうゆ小さじ1、さとう小さじ1、ゴーヤ10g、万能ネギ(小口切り)大さじ1(2g)、冷凍ミニトマト1個10g(冷凍トマトでも可)、出汁は、湯1/2カップ、削り節1g(1パック)、塩小さじ1/4。

下準備として、ミニトマトはへたを外して冷凍する。ごはんは冷ましておく。湯に削り節を入れて1分ほどおいてから茶こしなどでこし、塩少々を加えて混ぜ、冷蔵庫で冷やす。

耐熱容器に牛肉を入れて、しょうゆとさとうを加えてもみ、ふんわりラップをかけて電子レンジ600Wで1分加熱して取り出し、ほぐす。ゴーヤは種とわたを外してごく薄切りにし、サッと水にさらす。万能ネギは小口切りにする。

器に冷えたごはんを入れ、汁気を軽く切った牛肉とゴーヤ、万能ネギをのせる。冷凍ミニトマトをすりおろしてのせ、混ぜながら食べる。最後に、冷やした出汁を加え、出汁茶漬けにする。

しゃりしゃりキュウリの梅冷やし汁

「しゃりしゃりキュウリの梅冷やし汁」の材料は、ごはん120g、きゅうり(冷凍)1/3本30g、みょうが1/2本、大葉2枚、白すりごま大さじ1、梅干し(塩分7%)1個、ツナ小1/2缶(35g)、みそ小さじ2、しょうがすりおろし少々、水1/2カップ。

ごはんはざるに入れ、水でサッと洗って水けをきり、器に盛る。ボウルにツナ、みそ、しょうがすりおろし、水を入れてよく混ぜる。

きゅうりは冷凍庫から取り出して3分ほど置いて薄切りにし、みょうがも薄切りにする。

ごはんにきゅうり、みょうがをのせ、ボウルで混ぜた具材をかける。梅干し、大葉をちぎってのせ、白すりごまをふる。

○電子レンジだけで調理できる「夏休みお留守番ランチ」

夏休みお留守番ランチは、夏休み期間中、子どもが自宅で昼食をとる機会が増えることを踏まえ、子どもだけでも作りやすいレシピとして開発された。包丁や火を使わず、電子レンジだけで調理できるレシピを、お肉編・お魚編・野菜編の3テーマで各6品、計18品展開する。

レシピは、子どもにもわかりやすいよう完成イメージのイラストとあわせて、全農米穀部のXで順次公開するという。

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