新天地の千葉でデビューを飾ったエリソン。写真:永島裕基

写真拡大

 8月1日に行なわれたシーズン開幕前恒例のちばぎんカップで、ジェフユナイテッド千葉は柏レイソルとホームで対戦。スコアレスのまま突入したPK戦で、4−5と敗れた。

 この一戦で“千葉デビュー”を飾ったのが、今夏に川崎フロンターレから完全移籍で加入したエリソンだ。

 3−4−2−1の1トップで先発すると、持ち前のフィジカルを活かした突破や前線での起点作りで存在感を発揮。51分には、松村拓実の絶妙なスルーパスに抜け出し、惜しくも得点には至らなかったものの、ゴールを脅かした。

 27歳のブラジル人FWは54分に交代するまで奮闘。目に見える結果こそ残せなかったが、試合後には「ビッグクラブを相手に、良いプレーはできたと思う。特にチャンスを何度か作り出せた点は、非常にポジティブな要素だった」と手応えを示した。

 一方で、51分に迎えた決定機については、「あの場面は、必ずネットを揺らさなければならない局面だった。仲間たちには申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と悔しさをにじませた。それでも「だけど、今回のように仕留め切れなかったこともサッカーの一部だと思う。次こそは決め切れるようにしっかりと準備をして臨みたい」と前を向いた。
 
 千葉は8日に、J1リーグの開幕戦でサンフレッチェ広島と相まみえる。エリソンは古巣への想いを胸に秘めながらも、新天地で戦う覚悟を示した。

「川崎は、これからも自分の心の中に、一生愛情とともに残り続ける存在だ。だけど、今はジェフの一員として戦う覚悟を持ってここへ来た。ジェフのカラーを体現し、一日でも早くチームに溶け込めるよう努力していきたい」

  新たなエース候補の活躍に注目だ。

取材・文●保坂悠輝(サッカーダイジェストWeb編集部)

【記事】「すごい額だったんで」日本代表主力が衝撃告白!3月にまさかの“サウジ移籍”を決断→反対された人物を明かす「絶対にやめて」