出演オファーへの影響が出る可能性も…佐藤二朗と橋本愛を待ち受ける「業界のブラックリスト入り」

写真拡大 (全4枚)

業界内に存在する「あるリスト」

フジテレビの4月期火9ドラマ『夫婦別姓刑事』の最終回から1ヵ月が過ぎた。その間、ダブル主演の佐藤二朗(57)と橋本愛(30)を巡る「ハラスメント騒動」はSNSからテレビに至るまで取り上げられる問題となった。

いまだにその余波が残る中、今後の騒動の行方について芸能事務所関係者が語る。

「当然ですが、現時点で二人の今後の共演はあり得ません。今回の騒動で得した人間は誰もいない。佐藤も橋本も業界内では、『面倒くさい役者』だという実態が露見してしまったからです」

そう語ると、この関係者は、業界に実在する“あるリスト”の存在について明かした。(以下、特に記述がない場合は「」は全て芸能事務所関係者の発言)

「業界には、楽屋の仕様や収録時間、弁当の中身にまで細かくクレームを入れるような“面倒な役者”をまとめたリスト、いわば『ブラックリスト』が存在します。一度でもトラブルを起こすとそこに載るのですが、今回の件で二人も確実に掲載されるでしょう。このリストのデータが常に上書きされていく人は、芸能界から消えていく宿命にあるんです」

特に橋本への視線は、今後さらに厳しさを増していくという。

「これから橋本を起用するとなると、濡れ場だけでなく、髪の毛を触るなどの簡単な接触シーンにまで『インティマシー・コーディネーター』を入れなければならないという認識が業界に広まりました。そうなると、制作費に余裕があり、コーディネーターをしっかり配置できるNHKくらいしか扱いきれないですよ」

橋本が身体接触に対して強い警戒心を抱く背景には、過去、演出を超えた過剰な接触トラブルに直面したことが大きなトラウマになっていると囁かれている。しかし今回の件は、そうした橋本の事情への配慮を欠いた佐藤側の対応、そしてフジテレビの不手際によって、最悪の形で拡大してしまった。

「佐藤はスタッフが制止するのも聞かずに橋本の楽屋に直接話し合いに行ってしまった。彼は強迫性障害を公表した過去がありますが、良くも悪くも繊細な性格。世間の温和なイメージとは裏腹に、こちらも業界内では『面倒くさい人』というレッテルが貼られてしまいました」

「局内でこの問題は二の次」

ハラスメント騒動は、佐藤がレギュラーを務める『歴史探偵』(NHK)の降板リスクや、スポーツくじ『WINNER』のCM非公開化など、実質的な休業危機にまで発展している。さらに、佐藤自身がSNSで「映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』の自身のシーンをカットしてくれ」と投稿した後に撤回した一件は、同作ファンからの猛反発を招いた。

「フジテレビは、社運をかけた『踊る』最新作に主演する織田裕二を地上波宣伝に引っ張り出すため必死の根回しをしていました。その矢先にこのトラブルです。織田に波風を立てたくない一心で、局内ではもはや佐藤や橋本の問題は二の次。完全に焦っています」

一方の橋本にも、ほとぼりが冷めるまで休業するとの噂が出ている。

「彼女は女優業以外やりたくないタイプ。被害者の彼女がここで休業すれば、佐藤への批判はさらに強まります。橋本サイドは自分に火の粉が飛ばないよう、計算の上で沈黙を守っているのでしょう。ただ、今後は共演する俳優陣も彼女に対して過度に警戒せざるを得ません」

では、この最悪の結果を招いた元凶は誰なのか。

「事前に『身体接触の際は相談してほしい』と伝えていた橋本サイドに落ち度はありません。やはり問題が起因する先は、制作元であるフジテレビの対応でしょう。まず、佐藤のマネージャーが『演技に制限をかけたくない』という理由で橋本のトラウマを佐藤本人に伝えないことをプロデューサーは容認した。これは大きな判断ミスといえます。

フジは中居正広の騒動以降、知名度のある女優がなかなか出演してくれず、今作では気難しい役者同士の禁断のキャスティングに走った。なのにトラブルが起きるや否や、プロデューサーが自ら解決せず、コンプライアンスを盾にすぐ第三者の弁護士に丸投げした。これにより佐藤側の不信感が高まり、事態がここまで泥沼化した。フジテレビの人材不足と危機管理能力の無さこそが、最大の原因です」

佐藤と橋本が、かつての輝きを取り戻す日はいつになるのだろうか。