「国レベルの変化必要」湿度80%超えで「走りたくても体が動かない…」“春秋制”継続の韓国Kリーグ、W杯出場選手が限界訴え

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秋春制に移行したJリーグが8月8日に開幕を控えるなか、春秋制の韓国Kリーグは7月4日からシーズンが再開している。

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そんななか、北中米W杯にも出場した韓国代表選手が、猛暑下でプレーする選手たちの現実を吐露し、リーグ運営全体に変化が必要だと声を上げている。

7月21日、全州(チョンジュ)ワールドカップで行われた全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータース対大田(テジョン)ハナシチズンのKリーグ1部第19節は0-0の引き分けに終わった。

ホームの全北は試合通して15本のシュートを放ったが、枠内は2本にとどまった。前半アディショナルタイムにはPKを得るも、キッカーのFWイ・スンウが失敗し、勝ち点3獲得に失敗していた。

この試合では、韓国代表で北中米W杯2試合に途中出場したMFキム・ジンギュが、全北のボランチで先発出場。アタッキングサードへのパス29本中28本を成功させ、両チームを通じて最多を記録した。全体のパスも77本中75本を繋ぎ、チームトップとなる97.4%の成功率を記録した。

そのキム・ジンギュは後半43分に途中交代。試合後、ミックスゾーンで「本当に勝ちたかったのだが、簡単ではない。悔しい」と吐露した彼の顔には、疲労の色が濃くにじみ出ていた。

キム・ジンギュ(写真提供=OSEN)

全北はシーズン再開以降の4試合で1勝1分2敗と苦戦が続いているが、単なるパフォーマンス以上に選手たちを苦しめたのが天候だった。

試合が始まった午後7時30分時点で、全州の湿度は83%に達していた。高い気温に湿度が加わり、両チームの選手たちの動きは後半に進むにつれて明らかに重くなっていった。

勝利が求められる全北は試合終盤にも攻撃の枚数を増やしたが、選手たちの体力は明らかに低下していた。対戦相手の大田の選手たちも同じく、急速に足が止まっていった。

キム・ジンギュは「ファンの気持ちも理解できる。ホームで引き分けていて、勝たなければならないし、もっと走らなければならないこともわかっている。誰一人として走りたくない選手などいない」としながら、こんな言葉を漏らした。

「本当に、天気があまりにも暑すぎる。自分の体に問題があるのか、それとも天気が昨年よりさらに暑いのか…」

選手がコンディション管理やトレーニングを怠ったわけでもない。キム・ジンギュは「夏はどうにかしてでも走らなければならないので、練習の段階からそうした点を考慮して必死に走ろうとしている。フィジカルトレーニングも選手各自が個人で行っている。走りたくても体が動かない。相手も自分たちも、全員が同じように感じているのではないかと思う」と説明する。

全北を率いるチョン・ジョンヨン監督も過密日程と暑さを考慮し、選手のコンディション回復に気を配っているという。キム・ジンギュは「選手にとって常にケガをしないことが何より重要なので、監督もそうした点に気を配ってくれている。選手たちも経験があるので、体の不調を感じたらセーブするなど調整している。この猛暑の中で、誰一人怪我をしないことが最優先だと思う」と語った。

そのうえで、個人のコンディション管理だけでは限界を超えているという考えを示した。「これは国家的なレベルで本当に変化が必要だと思う」とキム・ジンギュは強調した。

キム・ジンギュは、夏場を回避できる秋春制への移行についても肯定的な立場を示した。前述の通り、日本のJリーグは2026-2027シーズンから従来の春秋制から秋春制へと移行する。酷暑の夏場に長い中断期間を設け、比較的気温が低い時期に試合を行う方式だ。

キム・ジンギュ(写真提供=OSEN)

キム・ジンギュは「近い日本がそうしてスタートする。日本が秋春制で1シーズンを戦い、良い反応が多く見られれば、当然我々も後に続くのではないかと思う」と語った。

続けて「日本も(秋春制移行が)良いからこそ変更するのだろう。良くないのにわざわざ変えるはずがない。自分たちも毎年環境面で大きく改善されていると感じており、ピッチについても選手たちの間で話題によく上るが、昨年からはどこのスタジアムに行ってもピッチの状態が酷いと感じたことはなかった。時間はかかるだろうが、少しずつ良い方向へ変わっていくのではないかと思う」と付け加えた。

猛暑の中で87分間プレーしたキム・ジンギュは、選手たちが走ろうとしないのではなく、体がついていかないのが現実だと説明した。個人の精神論や準備の域を超え、試合日程やリーグ運営の観点からの議論が必要だという主張だ。

(記事提供=OSEN)