『トイ・ストーリー5』ウッディの経年劣化、カットされたネタがあった ─ ウッディ役もノリノリ「あっ、腰が…」
ディズニー&ピクサー映画『トイ・ストーリー』シリーズは、誕生から30年以上を経た長寿シリーズ。主人公のウッディをはじめ、おなじみのキャラクターたちもずいぶん歳を重ねたことになる──たとえ、おもちゃに「年齢」という概念がないとしても。
保安官のウッディも、本作では帽子を取ると髪の毛が薄くなっていたり、お腹が出たりしている。もっとも製作陣は、より強烈な特徴を付け加えることも検討しえいたようだ。
共同監督・脚本のケナ・ハリスは、本当は「ウッディを日に焼けて色あせた姿にしたかった」と米の取材にて語っている。「本編には採用されませんでしたが、長い時間をかけて激しく日焼けした状態にしたかったんです」と。
監督・脚本のアンドリュー・スタントンは、当初ウッディを『トイ・ストーリー5』に復帰させる方法がわからず、最初の脚本をウッディ抜きで執筆したという。しかし、「やっぱり寂しかったので、無条件に登場させるのではなく、説得力のある方法を考えなければいけないと思った」と。
その過程でスタントンらが考えたのは、「どのようにウッディを描くか、時間はどんな影響を与えたのか」ということだったという。
「彼が引退生活を心から楽しんでいることはわかっていました。ひとりの子どもではなく、自分を必要とするすべてのおもちゃたちに尽くすという新たな目的があるから、特別に思い悩まず、家の外で自由に過ごしている。『4』で背中の紐を外したこともあり、今はある種の冒険心に満ちていますが、同時に劣化も進んでいます。だから以前は引き受けなかったようなリスクも、今では果敢に引き受けていくのです。」
スタントンは、こうした変化の表れこそが「頭頂部のハゲ」なのだという。「自分のことをあまり気にしなくなり、おもちゃを救うために汚れ仕事も厭わない中で、髪の毛が擦り切れてしまったのです」。
現在のウッディを描くにあたっては、“年老いたおもちゃ”のジョークを作るためにアイデア出しを行ったそう。ウッディ役のトム・ハンクスもノリノリで、レコーディングでは「あっ、腰が……」といったセリフをアドリブで加えるなどしながら演じていたそうだ。
ちなみにハンクスは、この“年老いたウッディ”について、米にて「彼はさんざん遊ばれてきましたから。ゴム製の頭に何度も帽子を被せていれば、そりゃあ擦り切れてしまうでしょう」とコメント。でっぷりと膨らんだお腹についても、「彼はプラスチックではなく、詰め物と布で作られていますから。時間が経つと中身が下がってきてしまうんですよ」と笑った。
映画『トイ・ストーリー5』は2026年7月3日(金)全国公開。
Source: CinemaBlend (, ),

