佐藤二朗

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 7月1日、『文春オンライン』に報じられた俳優・佐藤二朗の、女優・橋本愛に対するハラスメント報道が、各所に波紋を広げている。

 2人は4月期ドラマ『夫婦別姓刑事』(フジテレビ系)にて共演していたが、報道によると、撮影中に佐藤が橋本のキャリアを否定するような発言をしたという。フジテレビが外部の弁護士に調査を依頼した結果、“深刻なハラスメント”に該当したと伝えられた。

「報道後、佐藤さんは自身のXで《さすがに、さすがにもうこれ以上は我慢できません》《数々の「ほんとうのこと」が、明らかになる日が来ることを、切に祈ります》と投稿。佐藤さんの所属事務所も、《当該記事には、事実とは異なる内容や、一方の見解を中心として構成されている部分》が多々あるとつづったうえで、《佐藤の言動がハラスメントにあたるものでないことは、専門家からの確認を受けています》とハラスメントを否定しています。

 しかし、制作側のフジテレビは厳しい姿勢を示しました。2日に発表した声明では、《男性俳優が撮影中に女性俳優の顔に触れた点を問題として捉えているものではありません》として、《男性俳優が、女性俳優が演技上の制約を有することになった経緯を認識しながら発した言葉等が、外部弁護士による調査において問題視された》と説明しています」(芸能担当記者)

 各々の主張が食い違うなか、Xでは佐藤の過去の投稿が再注目された。4月22日、佐藤は自身のXで、こんな投稿をおこなっている。

《俳優として、譲れぬことは、絶対に、絶対に、「なにがなんでも譲れぬ」と言うべきだった。自分が表現者として絶対に守るべきことは守るべきだった。芝居の神さまに死んでもお詫びしきれない》

 すぐに削除されたが、4月22日といえば、トラブルが起きたドラマの撮影期間中でもある。直接的な言葉は出ていないものの、時系列的に「今回の事態に対する“匂わせ”だったのではないか」という指摘もなされている。報道後には、《僕は撮影中、何度も「もう我慢の限界だから、このドラマを降板させてほしい。そして全ての事実を公にするべき」と訴えました》ともつづっており、撮影当初から相当なフラストレーションを溜めていたのかもしれない。

「ドラマの脚本家である矢島弘一氏は、自身のXで《事実と解釈が捻じ曲げられていて、めちゃくちゃ悔しい》《この悔しさを何処にぶつければ良いのだろう。絶対に違うのに》と投稿し、報道内容を否定しています。

 一方、フジテレビ側は早くも非情なタレント切りに舵を切ったようです。今年9月に公開予定の映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』では警視庁内のクリニックの医師を演じており、連動したスピンオフドラマにも出演予定だったそうですが、報道が出た7月1日、佐藤さん側にドラマ降板を通達したと報じられました」(同前)

 なお、NHKは、『歴史探偵』でのMC続投を表明しており、フジの対応はやや拙速という意見もあがっている。それだけ『踊る〜』シリーズを守りたかったのだろうが、はたして今回の対応は吉と出るのだろうか。