日本と同じミス、前半のプレーを最後まで続けなかったコンゴ民主共和国…アルディレス氏が分析
サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3か国大会は1日(日本時間2日)、決勝トーナメント1回戦が行われ、イングランド(世界ランキング4位)はケーンの2得点でコンゴ民主共和国(同46位)に逆転勝ちした。
1978年大会アルゼンチン代表優勝メンバーで元東京V監督のオズワルド・アルディレス氏が試合を振り返る。
アルディレスの目…イングランド2−1コンゴ民主共和国
アルゼンチンにはメッシ、フランスにはエムバペ、そしてイングランドにはケーンがいる。W杯で勝ち上がるには、彼らのような絶対的な存在が必要なのだろう。
イングランドはチームのパフォーマンスは良くなく、特に前半はもっとポジショニングに注意を払わないといけなかった。攻撃面で左のラッシュフォード、右のマドゥエケはもっと速く、高い位置でボールを動かすべきだった。ゴールにつながるようなパスをケーンやベリンガムに供給すべきなのに、プレーの質が低かった。
コンゴ民主共和国は試合の入りはよかったが、手痛いミスをした。それはブラジル戦の日本と同様で、前半のようなプレーを最後まで続けなかったことだ。先制した後も、1失点した後も、最終ラインを高くして2点目を取りにいくべきだった。もちろん簡単なことではないが、それが重苦しい空気を変える特効薬だからだ。
イングランドはここまでどの会場でも自国サポーターが大勢を占めていたが、次のメキシコ戦は違う様相になるだろう。私はかつて、日本で仕事をする前にメキシコのクラブを指揮し、アステカ競技場で同国サポーターが作り上げる熱狂的なムードを知っている。イングランドは正念場だ。(1978年大会アルゼンチン代表優勝メンバー、元東京V監督)

