1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=162円71銭前後と前日午後5時時点に比べ46銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=185円58銭前後と同64銭程度のユーロ高・円安で推移している。

 米国の利上げ観測がくすぶるなか、朝方は実需のドル買い・円売り観測もあり、ドル円の支援材料となった。日銀が発表した6月の全国企業短期経済観測調査(短観)は、大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス22となり、前回調査の17から5ポイント改善。市場予想を上回った。国内景気の堅調ぶりが意識されるなかで、販売価格判断DIが前回調査から大きく水準を切り上がり、日銀の政策が後手に回るリスクが意識された。日本の長期金利は上昇したものの、これを受けて円を買い戻す姿勢は限られた。ドル円は一時1ドル=162円80銭台まで上伸した。

 一方、米ブルームバーグ通信が財務省の三村淳財務官のインタビューを報じた。為替対応に関して日米関係は「これ以上深まりようがないくらい深まっている」とし、為替介入の効果についても意味があったとの見解を示した。インタビュー記事の配信を受けてドル円は軟化する場面もあったが、深押しは回避した。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1405ドル前後と同0.0007ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:MINKABU PRESS