AIに「鈍器で頭を強く殴るとどうなる?」と相談も 母親の殺害試みた息子(28)に懲役刑 2千万円超のギャンブル借金発覚恐れ【韓国】

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AIに犯行方法などを相談し、実の母親を殺害しようとした息子に懲役刑が言い渡された。

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6月30日、法曹界によると、仁川(インチョン)地裁・刑事第14部(ソン・スンボム部長判事)は、尊属殺人未遂の容疑で起訴された28歳男の判決公判で懲役5年を言い渡した。

男は今年2月9日午前8時30分ごろ、仁川市延寿区(ヨンスグ)のあるマンションで、実の母親である57歳女性の頭を鈍器で10回以上殴って殺害しようとした疑いがある。就寝中に悲鳴を聞いて目を覚ました父親が男を制止したため、殺害は未遂に終わった。

調べによると、男は2023年ごろからスポーツ賭博にのめり込み、銀行から借金をしただけでなく、「ローンを返済しなければならない」と言って母親から借りた2億ウォン(日本円=約2093万円)もギャンブルで使い果たした。その際、男は「まだ自分の口座にお金はあるが、口座が凍結されていてローンが返済できない」という趣旨の嘘をついた。

その後、男は犯行前日に母親から「口座に残高があるか確認するために銀行へ行こう」と伝えられ、嘘が発覚することを恐れて犯行に及んだことがわかった。

男は犯行に先立ち、AI(人工知能)アプリに「鈍器で頭を強く殴られたらどうなるか」「横を殴られるのが危険か、後ろを殴られるのが危険か」などの質問を投げかけ、犯行の方法や結果を相談していたことも判明した。

一方、殺害されそうになった母親は自ら法廷にまで足を運び、息子への寛大な処分を求めた。母親は裁判に証人として出廷し、「事件直後に119番通報で救急隊が出動して病院で治療を受けた。当時は大きな怪我ではなかった」としたうえで、「息子の処罰は望まない。寛大な処分をお願いしたい」と述べた。

裁判部は男の罪質について、「自分を産んでくれた実の母親を殺害しようとして未遂に終わった犯行であり、反人倫的な犯罪だ」と指摘し、「被告人はAIアプリで犯行の具体的な方法と結果を調べ、その実行過程で母親が死亡する可能性があることを明確に認識し、容認していた」と非難した。

(写真=サーチコリアニュース編集部)

その一方で、裁判部は「重く深刻な罪質と罪責に見合う処罰が必要だ」としながらも、「父親と母親が寛大な処分を求める嘆願書を提出した点や、被告人に犯罪前歴がない初犯である点などを考慮した」と言い渡した。

(記事提供=時事ジャーナル)