エクアドル代表DFインカピエ、「口を覆う行為」で一発退場…今大会2例目

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 エクアドル代表DFピエロ・インカピエ(アーセナル/イングランド)が、FIFAワールドカップ2026から禁止された「発言内容を隠すために口を覆う行為」により、一発レッドカードで退場となった。

 W杯・決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)が6月30日に行われ、メキシコ代表とエクアドル代表が対戦。フリアン・キニョーネスとラウル・ヒメネスのゴールで、開催国メキシコ代表がラウンド16に駒を進めている。

 そうしたなか、同試合中の後半アディショナルタイムにはインカピエが、メキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスに対して右手で口を隠しながら何かを話しかけると、すぐさまS・ヒメネスらメキシコ代表側が抗議。スラヴコ・ヴィンチッチ主審はオンフィールド・レビューで映像を確認した結果、「発言内容を隠すために口を覆う行為」を禁じる新ルールに抵触したとみなし、インカピエに一発レッドカードを提示した。

 なお、「発言内容を隠すために口を覆う行為」を禁じる新ルールは今年2月に行われたチャンピオンズリーグのベンフィカ対レアル・マドリード戦で、ベンフィカのジャンルカ・プレスティアーニが、レアル・マドリードのヴィニシウス・ジュニオールに対し、シャツをまくり上げて口を隠しながら差別的な発言を行なったことが発端になっており、4月に行われた国際サッカー評議会(IFAB)の特別会議にて、差別的な発言の有無にかかわらず発言内容を隠すため口を覆う行為に対してレッドカードを科すことが全会一致で承認されている。

 今回のW杯から追加された通称“ヴィニシウス・ルール”は、6月19日に行われたグループD第2節のトルコ代表とパラグアイ代表の一戦で、パラグアイ代表FWミゲル・アルミロンが初の処分対象者となっていたが、インカピエが2人目の退場者となった。


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