日本女子プロ将棋協会(LPSA)は1日、島井咲緒里女流二段(46)が引退すると発表した。

 引退理由については「女流棋士引退規定により」とし、引退日は今月6日。ヒューリック杯第6期白玲戦・女流順位戦D級8回戦が最終対局となる。

 島井女流二段は高知県南国市出身。森けい二九段門下で、福間香奈女流五冠は妹弟子にあたる。1996年に女流2級、2012年に女流二段に昇段。得意戦法は四間飛車穴熊。NHK将棋講座「谷川浩司の本筋を見極める」(06年)では、講師の谷川浩司十七世名人(64)のアシスタントを務めた。

 2007年のLPSA設立に際しては、立ち上げメンバーの一人として移籍。対局のみならず、その明るいキャラクターと巧みな話術が魅力。将棋と音楽のコラボイベントを主催するなど、独自の普及活動も行っている。また、地元・高知県の観光特使を務めるなど、将棋を通じた地域振興にも貢献。後進の育成や、女性ファンへの将棋普及において大きな役割を果たしてきた。