エンボディドAI産業企業、1〜5月の売上高は前年比22.4%増―中国
中国国家税務総局による最新の税収統計によると、中国のエンボディドAI(機械的動作を伴う人工知能)産業は、1〜5月の売上高が前年同期比22.4%増になるなど、2026年になってから好調に推移しています。
1〜5月の状況をセグメント別に見ると、「ロボット本体および完成品製造」を手掛ける企業の売上高は前年同期比30.1%増、「AIアルゴリズムとソフトウェア統合」の企業では同24.5%増、「システムインテグレーション(システム統合)および業界応用」の企業では同27.9%増でした。「コア部品製造」の企業では売上高が同6.8%増でした。
エンボディドAI製品およびサービスは、企業の転換とアップグレードのニーズにますます適合しつつあります。工業企業による1〜5月のエンボディドAIロボットの購入総額は、エンボディドAIロボットと工業生産との融合が深まりつつあることを反映して、前年同期比で3.3倍にまで増加しました。また、関連サービスの売上高も急増しており、システムインテグレーション、配備、運用保守、メンテナンスなどに代表される情報システムサービスの売上高は、前年同期比で2.9倍にまで増えました。
さらに、エンボディドAI産業はサプライチェーン川下のハイテクサービス業の発展の原動力にもなっています。1〜5月には、エンボディドAI産業が川下のソフトウェアおよび情報技術サービス業との取引で得た売上高の割合は、前年同期比で11.9ポイント上昇して25.5%に達し、科学研究・技術サービス業との取引では4.8ポイント上昇して12.7%に達しました。
中国では現在、エンボディドAI企業の約9割が広東省、北京市、上海市、浙江省、江蘇省に集中しており、少数が遼寧省、山東省、陝西省、安徽省など10の省市に点在しています。中でも広東省は、活発な経営主体と整った産業チェーンを背景に、市場規模が全国でトップを維持しています。(提供/CGTN Japanese)

