「責任を負うべき」オランダ代表クーマン監督が辞任……ラウンド32で散り批判集中 日本は続投か交代か、注目集まる【北中米W杯】
FIFAワールドカップ2026・北中米大会でオランダ代表を率いたロナルド・クーマン監督が6月30日(日本時間7月1日)、自身のインスタグラムを通じて退任を表明した。その後、オランダサッカー協会も公式サイトにおいて「ロナルド・クーマン氏は、オランダ代表監督としての契約を延長しないことを協会に伝えた」と発表し、辞任を正式に認めた。ラウンド32で敗れたオレンジ軍団が、再建に向けて舵を切ることになった。
■「任期を終える決断をした」
「私はオランダ代表の監督としての任期を終える決断をしました」とつづり、自身のインスタグラムで進退を明かしたクーマン監督。「私たちは皆、今回のW杯で歴史を作ることを夢見ていました。しかし、それは実現しませんでした。監督として、その責任は負うべきです」などと続けた。
グループリーグでは、オランダは日本代表と同じF組に入り首位通過を果たした。しかし、決勝トーナメント1回戦でモロッコ代表にPK戦の末に敗れ、ラウンド32で大会を去ることになった。
同監督に対しては、モロッコ戦での戦いぶりが批判の的となった。グループリーグでは4バックだったが、この試合では5バックを採用。オランダ伝統のトータルフットボール、サイドアタックという哲学を捨てたように映り、ファンや識者を困惑させた。
■モロッコ戦の采配が物議
米メディア『FOXスポーツ』で解説を務めるズラタン・イブラヒモビッチ氏は、今回の敗戦について「責任はクーマンにあると思う。私が知るオランダ代表の姿とはまったくの別物だったからだ」とバッサリ。「本来のアイデンティティとは異なるスタイルで戦い、敗れてしまった。それが腹立たしいんだ。自分たちのアイデンティティを貫き、それを信じて戦うべきだった」と指摘していた。
強豪ドイツもラウンド32でパラグアイに敗れ、ユリアン・ナーゲルスマン監督の退任論が浮上。次期監督として、元リバプール監督のユルゲン・クロップ氏らの名前が挙がっている。
上位進出を果たせなかったチームを中心に、W杯後には各国で監督交代の波が押し寄せるのはいつものこと。ブラジルに敗れ、前回大会の成績を下回った日本も“けじめ”をつけるのだろうか。協会の判断が待たれる。

