「Claude Sonnet 5」が登場、Opus 4.8に近い性能で安価&無料プランでも使用可能

AnthropicがAIモデル「Claude Sonnet 5」を現地時間の2026年6月30日にリリースしました。Claude Sonnet 5は無料プランでも使用可能なコストパフォーマンスに優れたモデルで、ベンチマークテストではClaude Opus 4.8に近いスコアを記録しています。
Introducing Claude Sonnet 5 \ Anthropic
https://www.anthropic.com/news/claude-sonnet-5

以下のグラフはAIのウェブ検索能力を測定する「BrowseComp」のテスト結果を示したもので、横軸がコスト、縦軸がスコアです。Claude Sonnet 5はClaude Sonnet 4.6と比べて低いコストで高い能力を発揮することが可能。また、費やすコストを増やすことでClaude Opus 4.8と同等のスコアを達成できます。

コンピューター使用能力を測定する「OSWorld-Verified」でも同様にClaude Sonnet 4.6と比べて低コストで高精度な処理が可能であることが示されています。

Claude Sonnet 5は「誤情報の出力(ハルシネーション)」や「プロンプトインジェクションによる望ましくない出力の生成」といった望ましくない出力の発生頻度もClaude Sonnet 4.6と比べて低くなりました。ただし、上位モデルのClaude Mythos PreviewやClaude Opus 4.8と比べると発生頻度は高めです。

Claude Sonnet 5はClaude Mythos 5やClaude Fable 5と異なり、サイバー攻撃能力に特化した学習は施されていません。以下のグラフはFirefox 147の脆弱(ぜいじゃく)性をAIに教えた上でサイバー攻撃を行わせ、その成功率を記録したものです。Claude Sonnet 5は「レジスタ操作」など攻撃の初期段階までは行える「部分的な成功」の割合は13.2%で、完全な攻撃手法(エクスプロイト)の構築に成功することはありませんでした。

Claude Sonnet 5は無料プランを含むすべてのプランで使用可能で、無料プランとProプランではデフォルトモデルとして設定されています。また、API経由でも利用可能。100万トークン当たりの価格は入力3ドル(約488円)・出力15ドル(約2440円)で、2026年8月31日までの期間限定で入力2ドル(約325円)・出力10ドル(約1627円)の割引料金が適用されます。
また、Claude Sonnet 5はGitHub Copilotなどのサードパーティー製品でも利用可能なほか、OpenRouterでもAPIが提供されています。
Claude Sonnet 5 is rolling out on OpenRouter with a promo price: $2/M in and $10/M out!
It boosts agentic coding and pro workflows w/ flagship intelligence at Sonnet pricing. In early tests, agents were more reliable, faster, and easier to trust with larger tasks than 4.6. pic.twitter.com/m0fjCHFDXM— OpenRouter (@OpenRouter) June 30, 2026
